NHK俳句 題「百物語・幽霊」

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この番組のまとめ

その今日のゲストは漫画家の尼子騒兵衛さんをお迎えしました。 尼子騒兵衛さんはNHKでも人気のアニメ「忍たま乱太郎」の原作者でいらっしゃいます。 落第忍者 乱太郎のキャラクターは誕生して 30年になるそうですね。 原作は室町時代末期の現実の忍者を描いてるんですけれども絵本では 今日のお題にぴったりの妖怪とか 幽霊とかいっぱい 出てくるようなそういう人とすみ分けをしておりまして今回 ちょっと幽霊 大好きなんで 楽しみです。 現代俳句協会が編集をしている「歳時記」1つぐらいでしたね。

これは どう読んだ?「産女の幽霊」と思いましたね。 えっ?子どもを産んで産後が悪くて死んだ女性が幽霊になって出てくるのが「産女の幽霊」ですよね。 それを「子を抱き」っていうんでだから 「産女の幽霊」。 私 掛け軸の時は 幽霊一人でそこにいた子どもごと掛け軸に入っちゃったら子ども どうなるんだろうと…。 これ 雨ん中の幽霊っていうのもたくさん あったんだけどいろんな怪現象というのを描いて下さった句もどうでしょう? これは…。 いや 蜘蛛の幽霊にかわいさがあるのではないかと。

これは だから 実際に百物語 やってるというよりはどの句が特選に選ばれると思いますか?…というか私の好きな句でいくと「抽斗に 蜘蛛の幽霊 飼うてをる」という句が…。 もう 読んだ瞬間に朝が来た事を知らない幽霊の悲哀が私の心の中にド~ッと流れ込んできて目を縫われてるっていう恐ろしい事実よりもそこで 朝陽の中で立っている幽霊の存在が 痛々しくて定型に収めていいかなと思ったんですけども夏井さんの鑑賞を聞くとやっぱり 「差して白い」までなんだなと思いました。