梅干しや海酒を仕込む梅仕事に人生を懸けてきた この方…。 御年 なんと95歳!今も 夏が近づくと200kgもの梅を取り寄せ梅仕事に没頭する日々を送っています。 長年 作り続けてきた梅干しや梅酒の瓶が実に 3,000本以上。 少しでもおいしいものを作りたいと試行錯誤してきた藤巻さんの情熱が詰まっています。 夏場のスタミナ源は梅干し入りの煮物。 忙しい仕事の合間の昼ご飯はお邪魔いたします。 これは もう 梅専用にしてある布巾なんですけど。 ほんとに こういう丁寧な仕事の積み重ねなんですね。
これで出来上がりですね。 あ~ おいしそう!ああ おいしそうですね先生 これ。 上等なジャムとか何か そういったようなものに洋酒が ちょっとかかってる事…。 梅酒ジャム。 じゃあ 今日 この梅のジャムにはプラムとか こういうの入れない方がいいですか?全部 入れます。 結構 砂糖使いますね これ。 はい お砂糖入れました。 ジャム作って どんな時先生 召し上がられてるんですか?ヨーグルトの中へ入れて。 ちなみにですけど一番古い梅干しってどちらでしょうか?一番古いのはねもう ないんですよ。
僕が2歳の時の梅干しです。 こう いっぱいありますけれども思い出に残ってる梅干しとかってあったりしますか?う~ん… 平成元年。 「平成元年」。 うちで葬儀や何かね あった時には梅干しは漬けちゃいけないってみんなの反対を押し切って漬けたんですけど。 さまざまな思いが詰まった藤巻さんの梅干しは95歳の元気を支える毎日の食事にも欠かせません。 うちは ちっちゃい頃 ペンチで割って中身の種 食べたりしてました。 天神様の中にもいろいろ養分が入ってる。 天神様っていうんですか あれ。