モーガン・フリーマン 時空を超えて・選「死後の世界はあるのか?」

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この番組のまとめ

脳神経外科医のエベン・アレグザンダーはハーバード大学の医学部で多くの手術を手がけてきました。 臨死体験をした多くの人々がアレグザンダーと よく似た証言をしています。 神経生理学や神経解剖学のさまざまな知識を駆使して自分の体験について考えてみました。 パイロットたちは 臨死体験者と同じような体験をしました。 臨死体験とは 命の ともし火が消えようとする時に見る最後の夢なのでしょうか?それとも 死の先に何かがある事を示す しるしなのでしょうか?死後の世界を科学的に考える場合欠かせない問題があります。

この説の根幹を成すものは脳細胞の中にある「マイクロチューブル」と呼ばれる構造です。 マイクロチューブルは 脳細胞の中にある管のような構造です。 マイクロチューブルは細胞を 一種のコンピューターとして機能させる役割を果たし分子レベルで 情報を処理しているのだと考えられます。 この説が正しければマイクロチューブル内の情報が脳の外にある広大な空間とつながる可能性があります。 しかし マイクロチューブル内に存在する量子情報は破壊されず「体を抜け出した」と言うわけです。

眠っている状態では 脳の一部が他の部分と情報を共有する力がつまり 情報を共有する力こそ意識の重要な要素なのだとトノーニは考えています。 深い眠りに落ちるとなぜ 人は意識を失うのか?脳内の専門家たちが話し合いをやめるからです。 トノーニの研究は昏睡状態にある患者の意識の有無を見極めるためあなたの家族が昏睡状態に陥ったとします。

人間の本質は 一つ一つの原子や細胞とは無関係でニューロン一つ一つに意識は宿りません。 しかし コッホが考えるように 脳内のネットワークが人間の本質だとすれば「永遠の魂」は存在しない事になります。 この培養皿の中にあるような本物のニューロンは現代のコンピューターで シミュレーション可能などんなものよりもはるかに複雑です。 神経工学者のスティーヴ・ポッターは半分が生きた細胞 半分が機械で出来た脳を作ろうとしています。