SWITCHインタビュー 達人達(たち)「市村正親×立川志の輔」

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この番組のまとめ

「ガッテン」でもおなじみ…「役者ってのは セリフが多いのが偉えと思ってるのか?出番の多いのがいい役者だと思ってるのか?いいか? 出番が多いの少ねえのセリフが多いの少ねえのそんな事は どうだって構やしねえんだ」。 志の輔は古典落語から新作落語までその芸風が幅広い。 志の輔の落語家人生は波乱の幕開けで始まった。 ご存じかもしれませんけども…今 OFF・OFFシアターっつってるんですけどその当時ロングランシアターといってまして60人の小さ~い小屋があったんですよ。

型にこだわらず 面白い事は何でも取り入れる談志の落語にファンは 心を奪われた。 台本の中に入ってこうとするから昔の人間は ハムレットやると…言うでしょ?言いますよね。 分かんないような顔してるけど俺が ちゃんと やって見せてるじゃねえか?今 言われた浅利慶太さんが言われた台本に入ろうとするから駄目なんだよ台本を ここに入れろよってどう理解できました?あの~ なるほどな…だから 気持ち…だから ハムレットだから こういう声を出すとかじゃなくてこれでいいんだって。

あの発想っていうのかなあれは やっぱり…そういうものをやるべき所でたった一人 座布団 敷いた時にお客さんの 目いっぱいの頭を使わせたあと 最後に…ないかとは思うんですけど いや落語が少しでも面白く見えたりあるいは落語家が ちょっとでもえっ そういう事もやるのかと思われたりする事が縦に深く掘る方もいらっしゃれば横に広げる人もいればというのが 何か…でも 一番いいのは…それなんです。

つまり 多分 芸術っていうのは多分 己の己というか例えば 誰一人 見なくても俺は たった一人座敷でも ステージでも 一人でもやる。

「モンティ・パイソン」が 初めてロンドンから ブロードウェイに乗り込んで向こうの知り合いの方にチケットを取ってもらって「このチケット あなた よく取れたわねよかったわねそして そのお客さんたちが歌を楽しんで お芝居を楽しんでギャグは 一斉に みんなが笑って何て言うんですかその時に 初めて思ったんですよ。

でも やっぱりこの場所に立つっていうのは…何か こう おかげさまで僕も ここの所を立たせてもらえるようになったけどもやっぱり さっきの今日「LADY JANE」の所で話しした時にお客さんが3人だとかその時に どういう そのあと気持ちになったか分かんないけどもその時の…自分の役が小さいとかねセリフが少ないとか僕ね あの シェークスピアなんかセリフやってると…あとの2ページは もう大事に…今や ミュージカル界の第一人者となった市村。