初めての ノンフィクション作品として自身の介護体験を書き上げました。 認知症の父に寄り添いその最期をみとった盛田隆二さんは父の生きた人生に改めて思いをはせています。 盛田さんが 雑誌の編集者として働いていた 30年ほど前「当時 まだ50代の母は看護師長として精力的に働いていたがそんな母に向かって『もう仕事はやめて家事に専念しろ』と父は 事あるごとに声を荒らげた」。
隆介さんの認知症の症状は進み薬の管理も難しくなり施設に入る事になりました。 ただ それから10年間ず~っと世話にね介護老人保健施設に入所した 父。 本当に お母様が亡くなられて半年後ぐらいからその症状が出始めた。 プライドの高いというか30年間 国家公務員をね務めて自信があったはずなんですね自分にね。
しかしお父様の病気がなかったらって変ですけれどもこれだけ密に 本当にお父様のお世話をするような事はひょっとしたら一緒に住んでらっしゃる訳ではなかったのでないですもんね。 それが介護をするっていう事でね今まで すごい距離感があったのがもう ほとんど下着のね洗濯をするような関係になった時にお互いに どうやって距離をとっていいのかちょっと お互いに戸惑いながら10年つきあったような感じもします。 隆介さんが10年間過ごした介護施設。 介護士の板さんには息子に決して見せなかった顔を見せたといいます。