地球ドラマチック「レンガを運び続けて~バングラデシュの子どもたちは今〜」

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この番組のまとめ

土の運搬先は下流にあるレンガ工場です。 週に6日 レンガ工場で働いていて学校には通っていません。 皆 故郷では暮らしていけませんがここで レンガ運びの仕事をすれば少なくとも飢える事はありません。 8個のレンガを頭に載せて運ぶタジン。 工場の子供たちが手に取るものは鉛筆ではなく レンガです。 この15歳の子供は一度に 12個のレンガを運びます。 タジンも まだ元気な午前中に少しでも たくさんレンガを運ぼうとします。 この日タジンが運んだレンガは全部で1,000個でした。

過酷な労働にも関わらずタジンがもらえる賃金はごくわずかです。 レンガ1,000個を運ぶと実際は90タカですがタジンの家族は4人が働いていますがそれでも1週間の収入はおよそ3,000タカ。 自由に使えるお金はほとんどありませんが母親は学校にも通わず働くタジンに小遣いを渡しました。 予想したよりも高かったためタジンは買うのを諦め食堂で大好きなお菓子を食べる事にしました。 タジンは自分のサンダルの代わりに生まれて間もない弟の服を買う事にしました。 工場の仕事がない時も タジンは家の仕事をしなくてはなりません。

バングラデシュも2001年にこの条約を批准しています。 シャミングたちの仕事は条約で禁止された「児童の健康安全を害するおそれがある労働」に該当します。 作業場の片づけはシャミングとシャキールの仕事です。 バングラデシュのNGOが設立したものです。 ILOによると働いている14歳以下の子供はバングラデシュ全土でおよそ355万人。 このセンターでは子供を学校に通わせるという条件付きで親を経済的に支援しています。 働いている子供が1日に3時間学校に行けばその分 家の収入は減ります。