だから 散っていった人たちが書いたものが空を仰いで感じるというか 全て空に みんないるんだけれどもそうですね おっしゃるとおり鹿児島県知覧ねこれ 特攻隊基地があった所で明日は 特攻して死ななきゃいけないっていうねそういう人たちの手紙。 これは やっぱり「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ特に この歌の特徴は下の句の「右眉キリリと上げながら」というところに出ててマーガレット・ミッチェルの原作を読みながら何か やっぱり ビビアン・リーの事を思い浮かべてるんでしょうね。
二宮金次郎は銅像で 本を読んでるわけね。 その金次郎がほんとは見られないんだけど歩きスマホの若者を見てるっていうんですね。 この辺の感じってカンさん どうですか?金次郎さんっていう方は歴史の人物だと思うんですけど時代ですね。 上の句のね「透明の膜を纏ひて」というのは実社会といいますか現実と断絶しながらね自分の世界に 引き籠もりながら読んでいるというそういう感じを表してるんですね。
何だか 海原の上でね波が ザンザンとかそういうふうに崩れていくような感じがとっても リズムの上で出せていてただ 本をね 息子が読んでるだけだっていうのにそういう面白さが出てくるっていうねちょっと変わった作り方の歌なんだけれども短歌って こんな可能性もあるのだというのに気付かされるね皆さん すぐ まねしないで頂きたいんですけれどもどこで どう切っていいか分からないってでも 今まで いつも普通に五七五七七と ツルッと読むよりはどっかで ノッキング起こすんですけどそれなりにインパクトがすごくあってやっぱり残りま