NHK俳句 題「渡り鳥」

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この番組のまとめ

ところが 季語は日本を中心に考えるので同じ秋でも ハクチョウは来るしツバメは去るという逆の言い方でとても複雑な印象があります。 その事を「風にまかせる」っていうふうに言ってるのかなと思うんですがいかがですか?上昇気流に身を任せてそれでズ~ッと上がっていく様子が目に浮かびます。 「ゆるやかに」が大きな翼を想像させますのでこれは 北の方から渡ってきた雁とかハクチョウなどの大型の鳥が空山は 人けのない寂しい山空谷は 寂しい谷です。

「ほんたうの空」という言葉から高村光太郎の「智恵子抄」の中の「あどけない話」という詩を思い出します。 それでは ここから本日の入選句を振り返って口さんが一番お好きな句を伺いたいと思います。 こちらの九句が本日の入選句です。 そして 平成28年度「NHK全国俳句大会」が来年1月22日に東京 NHKホールで開催されます。 サシバとかですねハチクマというちょっと 一般の方には聞き慣れてない名前だと思いますが鷹の仲間でサシバは 里山を象徴する鷹ハチクマは ちょっと変わったハチを主食にしてる変わった鳥なんですね。

インドシナ半島マレー半島そして スマトラからボルネオ フィリピン方面に行くものとそれから ジャワ島から小スンダ列島まで行くものがあって朝鮮半島経由で日本に入ってくるという非常に変わった渡り経路を持ってます。 春と秋で 渡りの経路が大きく違うのにもかかわらず渡る最終地点ですね到着地点は人間世界の言葉を使って言うと何丁目何番地何号ぐらいまで決まってるようなところがあるんですね。