町田さんは さまざまな文学賞を受賞なさっていますがその独自の文章の世界に堀本さんは 俳句との共通点を見いだされているそうですね。 あれの朗読を聞いてガツンとやられて そこから小説をずっと拝読してるんですけどもその小説の中で使われている文体っていうのは非常に町田さん独特の文体でリズムがあって音楽性があるんですけども何か そこね俳句との共通項短いと長いっていう韻文と散文の違いはあるんですけども音楽性という事であればちょっと共通してるかなと思うんですけど いかがですか?そうですね。
葡萄狩で葡萄棚があるんでしょうね。 僕が思ったのはその葡萄棚の下ににわとりが 三羽ね放し飼いにされててチョロチョロ チョロチョロ動いているんですよ。 何か その 葡萄の落ちたおこぼれなんかをつつきながらねにわとりがいるみたいなそういうねのどかな葡萄狩の風景見えてきましたね。 何か 巨峰とかそういう大きい粒よりもデラウェアみたいなねたくさん粒のある葡萄で引き算を教えた方がいいのかなみたいな。
はい 間違いないと…?私の予想は「黒葡萄 一粒青く残りけり」。 そして 平成28年度「NHK全国俳句大会」が来年 1月22日に東京 NHKホールで開催されます。 言葉の言いかえでリズムを整えるっていうのはねこの「余白の時間」にまつわる俳句をゲストの町田さんと 実際に詠んでいきたいと思います。