きょうの料理 大原千鶴の季節のやさしい手仕事「栗(くり)の渋皮煮・甘露煮」

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この番組のまとめ

日本には 四季折々の自然が作り出す食材がその時期にしか手に入らない食材を少しでも長く楽しめるようさまざまな保存食に加工しています。 大原流手仕事の技を1年にわたってシリーズで お届けします。 調理にやっぱり ちょっと手間とね時間かかるんですけども丁寧にアクを抜いて渋みを抜く事で栗のやさしい甘さに渋皮の風味が加わっていきます。 では 栗の渋皮煮の作り方から教えて頂きます。 じゃ 栗の渋皮煮やっていきたいと思います。 そうか 渋皮煮ですから 渋皮は残さなくてはいけないんですよね。

皮をむいたらまず 1回目のアク抜きをします。 それから 筋を取ったら2回目のアク抜きをします。 まず 1回目のアク抜きなんですけれどもお鍋に さっきの鬼皮をむいた栗と…そうしますと こんなふうにアクがね 出てくるんですね。 1回目が 一番やっぱり たくさん出るのでね。 もともと渋って モロモロッとちょっとしてるじゃないですか。 どうしても 栗が柔らかくなって崩れてしまうので1回目の まだちょっとかための時にして頂くのが大事なんですね。

今度は お砂糖で炊くという作業をしていきたいと思いますね。 こちらの方 お砂糖 ちょっとたっぷりですけれどもねこれが500gの量に対してですので500gになってますけど1kgの場合は1kg入れる事になります。 1回目このお砂糖を入れましたらこちらの方に紙タオルで こうして落としぶたをしまして火をつけていきますね。

これに さっきの割った渋皮煮を入れてあえ衣がなじむまで ちょっと軽く あえて頂くんです。 渋皮煮を白あえにも できるんですね。 すっきりした甘さなのでねおかずに使っても 全然大丈夫でねちょっと目先の利いたしゃれた一品になるんじゃないかなと思います。 保存の方は煮沸消毒した保存瓶にそのままだと 10日ほどしかもたないんですけどもその時も 煮汁と一緒に保存をして下さい。 渋皮煮を作る時は渋皮に傷がつかないようにやさしく扱うのが ポイントでした。