心理学者のジェシー・ベアリングは子供が神を信じ始めるきっかけに関心を持っています。 次にベアリングは 別のグループの子供たちで 同じ実験を行います。 青いTシャツの子供たちには 先に「この椅子には透明人間が座っているのだよ」と説明しておきました。 幼い子供たちは プリンセス・アリスがそこにいて自分を見ていると直観的に感じていました。 ベアリングは 子供たちが超自然の存在を直観的に受け入れる事を見いだしました。
「体外離脱」と呼ばれる意識が肉体を離れる神秘体験は科学では説明できない超自然現象なのでしょうか?私たちが目にする世界の向こうに神や超自然の世界は存在するのでしょうか?そのような世界を かいま見たという人たちがいます。 ブランケは TPJを混乱させる刺激を送り続ければ誰の脳にも「体外離脱」のような感覚が引き起こされると予想しています。 実験中に 脳波の測定を行うと側頭部から頭頂部にかけてのTPJの部位が活発になるのが認められました。
被験者は 最初のテストでさんざんな結果を味わい心理的に ストレスを抱えた状態で本番の課題に取り組みます。 それらは 人間の高度な知性の表れに ほかなりませんが人間に近いとされる知的な動物には神を感じる心があるのでしょうか?ルイジアナ大学のダニー・ポヴィネリは比較心理学の専門家です。 彼が 付きっきりでその知能を研究する被験者はチンパンジーです。 ポヴィネリは チンパンジーが神という存在を理解できるかどうかを突き止めようとしています。
子供は3歳から5歳ぐらいの間に地球上には チンパンジーをはじめ人は 神を信じ 神に祈り神の答えを待ちます。 ベアリングは 2つの箱の一方にボールを入れどちらに入っているかを子供たちに当てさせます。 この部屋には またもや透明人間のプリンセス・アリスがいてその場を見ている事になっています。 もし 子供が手を置き直したらプリンセス・アリスの警告だと受け取った証拠です。 幼いグループの子供は照明の点滅に気付いてもプリンセス・アリスからのメッセージだとは思い至りません。