NHK高校講座 地学基礎「地球内部の動き」

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この番組のまとめ

そこで 地球の内部がどんな性質なのか地球内部の区分を調べてきたまえ。 地球内部の区分ですね。 地震波で地球の内部を調べる方法以前に学びましたね。 実は 地震波の観測結果を詳しく調べるとマントルの上の方には地震波の速さが少し遅くなる部分があるんです。 地殻プラス マントルの一番上の部分はリソスフェアと呼ばれ温度が低く 固くなっています。 何を さっきから 呪文みたいにず~っと 言ってんの?リソスフェアにアセノスフェア間違わないように覚えてるんです。 隊長も一緒に さん はい!「リソウの固さ リソスフェア」。

1880年 ドイツで生まれたアルフレード・ウェゲナーは気球を使った観測などで有名な気象学者でした。 そんなウェゲナー 1910年のある日世界地図を見ていてひらめいたんです。 その後 ウェゲナーは 研究を重ねもともとは大陸が つながっていたといういろんな証拠を見つけたんです。 ウェゲナーはもともと1つだった超大陸を……と名付けました。 ウェゲナーの死後30年ほどたってようやく 大陸移動説は認められたのでした。 ウェゲナーの発見は 地球の歴史解明の重要な手がかりを私たちに教えてくれたのです。

地球内部のマントルは動いております。 かちかちのリソスフェアとやわらかいアセノスフェアはマントル対流の一番上の部分の流れなんですね。 CTスキャン?CTは コンピュータ・トモグラフィーの略でコンピュータを使った断面図という意味ですな。 地球科学者の深尾良夫先生はこの研究の第一人者です。 深尾先生はプレートが沈み込んでいる地球上の いろいろな場所を調べスラブの活動の研究を続けています。 たまったスラブが落下するとそれまでマントル深くにあった熱い物質が押しのけられて 上昇します。