今日のテーマは「転倒予防」です。 それでは まず転倒する危険性についていろんな場所に潜んでいるんですよ。 山田さんは高齢者が どんな所で転倒するのか研究をしています。 高齢になると なぜ小さな段差でつまずいて転倒するのでしょう。 しかし 転倒しやすいからといって外出を控えるのではなく危険な箇所を認識しておく事で転倒の予防につながるといいます。 今町なかもそうですしいろんな建物もバリアフリー化が進んで大きな段差はなくなったんですけどちっちゃな段差は あれ全部なくすなんて不可能…。
うつ症状が強く出てしまうというふうな事も分かっておりますのでやはり こういった高齢者の方に対して転倒を防いでいくという事は非常に大きな介護予防につながるんじゃないかと。 高齢になりますとだんだんだんだん視力の衰え以外にもですね段差をうまく認識するような目の機能であったりとか物を立体的に見るような機能というのがだんだんだんだん自然と衰えてくるというふうに言われてますのでどうしても そういった段差に気付きにくいというような事も原因として挙げられるかなと思います。
この筋力の強化というのはやはり転倒予防に対してですねそういった方でも実は非常にたくさんの方が転ばれているんですがそういった方に関してはこの筋力の強化だけではですね転倒が防ぎにくいんではないかという事も分かっております。
それはまさに二重課題ですよね。 二重課題ですよね。 運動しながら何かの課題をこなすというふうなトレーニングがあるんですね。 そういったトレーニングを継続して実施すると もしかすると二重課題条件下でのパフォーマンスが向上するんじゃないかというふうには考えられています。 先ほどの齋藤さんが2種類の二重課題トレーニングに挑戦。 次は ステップしながら課題をこなします。 ステップしながら課題をいろいろ変えて3分間 継続するのが目標。 課題を変え1日5回空いている時間などを利用して行って下さい。
さて この二重課題トレーニングですが楽しみながら実践しているグループを取材しました。 筋力トレーニングだけを行ったグループを比べたところ二重課題トレーニングを行ったグループの中で転倒した事のある人は12.6%。