今月の名著は そのアドラーの代表作「人生の意味の心理学」。 哲学研究のかたわらアドラー心理学の第一人者としてその著作を数多く翻訳し紹介してきました。 もしこのアドラーの考え方が浸透すれば…本人 アドラーさんは「個人心理学」というふうに言ってるんですね。
「人は変われる 世界はシンプルである誰もが幸福になれる」。 ほ～ 何がですか？人間 そんな簡単に変われないはずだし世界がシンプルとかそんなはず 絶対にないです！誰もが幸福になれたら宗教も要らないじゃないですか。 人は 誰しも客観的な世界ではなく自らが意味づけを施した主観的な世界に住んでいると。 しかし アドラーは過去の経験が 今の自分の生を決定しているのではなくて我々が 過去の経験に どのような意味を与えるかによって自分の生を決定してるというふうに考えました。
つまりライフスタイルって 何なんですか？「私に気があるから意識して避けてるんだわ」とかそういうふうに考える人もいるだろう。 あるいは なかなか変えにくいというイメージが付きまとうのであえて ライフスタイルという言葉をそのまま残しています。 もし 必要があれば…我々は ライフスタイルを変えられないんじゃなくてそれが共通しているのは諦めのアプローチじゃないし不自由でいるための心理学じゃないという事。