モーガン・フリーマン 時空を超えて「この世界は“現実”なのか?」

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この番組のまとめ

しかし 本当に全てが存在すると言い切れるのでしょうか?自分が見ている世界が他人が見ているものと同じだとどうして分かるのでしょう?確かに 私たちは五感でこの世界は現実だと感じています。 しかし…もし そうではないとしたら?私たちが現実だと思っているものつまり私たち自身や社会更には この世界そのものさえもが錯覚なのかもしれないのです。 それらを使って自分が現実だと考える世界が途切れる事なく見えるように欠けた部分を補完しているのです。

新たに情報入手の手段を手にする度にこれまで現実だと思っていた以上の世界がある事に気付くわけです。 「現実」とは 一人の人間が世界をどう見るかだけで定義されるものではありません。 自分が感じ 学んだ情報から何が現実なのか自分なりの理解を作り出しているのです。 私たちは 脳が生み出す電気信号を解釈してそれぞれが 頭の中で現実を作り出しているのです。 視覚と聴覚を奪われたバゴットの脳は外の世界とは 全く異なる現実を作り上げます。

人間が 超現実的な存在を作り出してしまうのはなぜなのでしょうか?社会的な重圧なのか。 あるいは生まれつきの特性でしょうか?この神経科学者は その答えは脳の奥深くに隠されており現実を否定し ゆがめるのは人間が種を存続させるために生んだ能力かもしれないと考えています。 現実における自分の位置づけについてうそをつくようにできているとしたら?バイク事故による死者や重傷者の数は交通事故全体の14%に上ります。

バイク好きのニックは 80項目ものネガティブな出来事が今後 自分の身に及ぶ可能性を予測します。 果たして 私たちは何が現実なのか知る事ができるのでしょうか?科学は それを究明するためにしかし 今 どれだけの事が分かっているのでしょう?この空間に私たちの目には見えない別の次元が存在するとしたら?物理学者は大きく 2種類に分けられます。 今 物理学者たちはジュネーブのLHC大型ハドロン衝突型加速器を使って原子よりも小さな世界を解き明かそうとしています。

しかし 余剰次元の重力が飛躍的に強くなる場所まで移動したとします。 そこでは いくつもの現実が同時に存在し 常に変化を続けあらゆる物事の結果が予想できないのです。 ケンブリッジ大学 数理科学センターの理論物理学者です。 また 電子は 粒子と波動両方の性質を持ちますが量子物体の全ての特性を完全に測定する事はできません。 やがて 彼らは壁に映る二次元の影こそ現実だと思うようになります。 振り返って 美しい三次元の世界を見る事はできないのです。 情報は三次元です。