細胞の自食作用といわれるオートファジーの解明。 生命活動に不可欠というオートファジー。 こうして膜で包み込んで分解しリサイクルするのが細胞の自食作用オートファジーなんです。 大隅良典さんが解明したオートファジーに迫ります。 そして、きょうのテーマはオートファジー?聞いたことあります?いや、聞いたことないんですけどファジーって「あいまい」とかそういう意味でしたっけ?あれはですね「Fuzzy」。
これは、細胞がどういう状態になると小胞体を狙うようになるんですか?この実験は、酵母の細胞を飢餓にさらしたというときにこの現象は発見されましたけども一般的には…必ずしも飢餓状態とはかぎらないということですね。 ヒトでも酵母と全く同じようなオートファジーの働きをしてるんですか?先ほどの酵母では、最後オートファジーが運ぶとこは液胞という大きなところだったんですが哺乳類の場合は小さなリソソームがたくさん、その分解を担ってると。
ミトコンドリアはですね細胞の中でエネルギーを作り出すどうやって自分が不良だということを伝えたりあるいはオートファジーがどうやってそれを認識したりというところが、これまだ完全に分かってたわけではないんですね。 パーキンソン病とオートファジーの関係についてこのパーキンが、神経細胞の不良ミトコンドリアに対してどう働いているのか見てみました。 こうして不良ミトコンドリアをオートファジーで分解する詳細な仕組みが明らかになってきました。