今回の「きょうの料理」では3日間にわたって杉本家に伝わる暮らしの知恵そして食材を大事に生かした おいしい秋の食卓をお届けいたします。 教えて下さるのは 270年続く杉本家の10代目当主でこれ京都の言葉で言うと「こうと」と言うんですけれども「こうとな暮らし」。 「こうと」っていうのははんなりとは対照的な言葉でしてね地味で上品な質素な という意味合いの言葉なんですね。 最初のお料理は こちら…高価な食材で 「ごっつぉ」を作るってのではなくって今回は じゃがいもでなく里芋を使った肉じゃが風。
2品目はそんな古漬けの梅干しを最後まで 上手においしく食べきるという知恵のお料理という事で「さんまの梅干し煮」をご紹介したいと思います。 これ 古漬けの梅干しを無駄なく使うっていう事なんですけれどもお魚を炊く時にお酢をちょっと加えるとクセがやわらぐって事ありますよね。 今日の この梅干しこの梅の持っている強い酸味が途中でさんまは ひっくり返したりしないで いじらないで途中で こうやって煮汁を上にかけながら炊いていくという煮方をするとおいしく仕上がります。
確かに 干ししいたけのちょっと しっとりした感じにして頂きましたらで 旬を味わう きのこを使ったおからという事でしてね今日は 自家製の干ししいたけそして ちりめんじゃこうまみを吸ってしっとりとした仕上がり。 自家製干ししいたけはハンバーグの肉ダネにしたりみそ汁の具に入れたりと…佃煮とかいろんな料理にたっぷり使えますので。 で こういう状態ですり鉢の目に全部入ったみたいになってしまうんですけれどもで 先ほどのエリンギですけれども煮汁ごと ここで加えます。