SWITCHインタビュー 達人達(たち)「枝元なほみ×高野秀行」

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この番組のまとめ

例えば ゴールデン・トライアングルと呼ばれる麻薬密造地帯。 どんな大きなテーマも 自らの体験にこだわって書く ノンフィクションがそんな高野と話したいと言うのはこの人。 でね 逆に言うと 魚でもアマゾンのピラルクーとか チョウザメああいう古代魚 古代から生きてる魚っていうのは やっぱり…チョウザメ料理して カレーにしました。 初めは抵抗があった高野だったがジャングルで暮らすうちに味覚も急速に同化していった。 しかし このコンゴでの体験がノンフィクション作家高野秀行の原点となった。

2013年には ノンフィクション賞を受賞し人気作家の仲間入りを果たした。 その理屈的には そういうふうにいくんだけれども全然…上手な技術だけでさ何か そういかないところが1991年全土が内戦に陥った ソマリア。 そして この料理修業が 高野を思いも寄らぬソマリア社会の秘密にいざなっていく。 そうすると 全然ね…そうすると 本当に家庭料理っていうのは未知のまま残されてるっていう面白さですよね。 やっぱ そういう気持ち…戦火の続くソマリアだが実は 平和というにふさわしい地域がある。 北部のソマリランド。

これこそがソマリランドに平和をもたらしたと高野は考えた。 ソマリランドとか ソマリアのソマリ人が氏族社会っていうのを作っていてその……ていうのなんかすごく面白いと思ったんですよね。 で 日本では例えば 殺人事件が起きても交通事故でも あの~…ま 加害者は法律に反したっていう事で捕まったりはするけども賠償っていうのはまた 民事で全く別だしで しかも あの~ 何だろう…日本から…日本とか先進国からすると…実は そういう何か 僕らが知ってるのとは…ものすごく面白いですね。

今や 人気料理研究家の枝元だが意外な経歴を持っている。 何か それのよさみたいなのをちゃんと見ないと 罰当たるよって思うじゃない? だから農業やってくれる人いなくなったら 料理うまいとか下手とか速いとか安いとかなんて言ってらんないんですよ。 だから それが循環していくとこの台所にいる私たちは作ってくれて それを買ったり料理したり 食べたりそれで働いたりっていう循環の中のエンジンみたいなね。 それは サイクルを作ってくリサイクルって本当の意味では 循環ですよね。

何 食べたいって考える事ってまず 自分の体調を知り胃袋をのぞいて自分が必要なものを探し当て…。 それで思い出したんですけどね僕 ソマリ語を勉強している時に初期の頃にいろんな例文を作ってそれ ソマリ人に 英語でねソマリ語に訳してもらってこういうのを英語で作っていったらそれを ソマリ人の人に見せて 言ったらね「ソマリ人は こんな事 言わない」って言うんです。 ソマリ人 全員 枝元さん オッケー。