日本の話芸 月亭八方 落語「コテコテ劇場 男の花道」

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この番組のまとめ

しかし なんでございますな私の嫁の母親はなんでも 女剣劇で「九州の長谷川一夫」と座長も張っておりましたがまぁ まぁ 晩年はまぁ ゲストという形で 他の劇団に請われて 行っておりました。 場合によって 座長帯いうのがありましたからこの 腰の帯の辺りに札束が ドバ~ア〜ッ。 ご祝儀がついて ええな~」とは思いますけれどもまぁ 数多い劇団の中で全部が全部 つくかというとせやございませんで中には まぁ 厳しい劇団もあるようでございますが。 というのはなこの温泉劇場今日が 千秋楽やけど今日で閉める事が決まりました。

小屋主さんには 『頑張ってほしい』と言うたけれどももう うすうす分かってると思いますけど このごろな~厳しい世の中やわいな景気が悪なってからにな温泉に ゆっくり つかって芝居を見るそういう お客さんが減ってまいりました。 私もな 実は もう先代の座長私の亭主やったな~ 先代のなもう 座長に 今 世話になってる伜のな 座長とな秋月劇団 いろいろお世話になりましたけれどもこればっかりは無理 言えしまへんの。

「私ゃ 今日あるのは 二代目秋月扇太郎先生の おかげ。 ええ?まぁ 幸い都 丈太郎一座のな 座員さん子供さんのおられる方がおられて『1人ぐらいやったら まぁ面倒 見させてもらいます』と言うてくれてはんねやないかいな。 な~?しかし あんたは言うても 今は座長や な~?もう 秋月劇団の若座長座長を張ってんで その人間が他所の劇団の脇という訳にいかんさかいになあんたには ここでちょっと 辛抱してもろて必ず また いつか旗揚げしてもらいたい劇団をな もう1回 やってほしいんや。

なあ 秋月劇団の十八番『国定忠治』あの 名場面のところをお母ちゃんに最後 見せてくれへんか?客席 回って たった1人やけどお母ちゃん 客になって皆さんも すんまへんなちょっと 協力して頂いて。 加賀の国の住人小松五郎義兼が鍛えし業物万年溜めの雪水で洗い浄め。