第3回は アドラーの考える「100分de名著」 司会の…さあ アドラーの「人生の意味の心理学」について学んでいますが 前回まで伊集院さん いかがですか?結構 過去の解釈は いつでも変えられるだろうみたいな所はちょっとね ほら「トラウマ」とか聞きかじりで心理学用語として知ってるつもりでいたもんだからそれとは違いますよと言われて納得したり 戸惑ったりの哲学者で カウンセラーの岸見一郎さんです。
そうすると 子供は食が細ければ親が自分に注目するという事を学んでしまう。 でも うちの両親は普通に いい大学 入って自分が いい子でいたいからご両親から認めてほしいから君は自分の夢を諦めようとしている。 それが どんな絵になろうと全て 自分自身で引き受けるしかないんだよ。 何 見るか 分かります?自分が ゴミを捨てるところを誰かが見てくれるかどうかを確認する。
娘さんが 自分で自分の道を選んだ事が 何か問題ですか?課題の分離?アドラーは 雨に例えて説きました。 課題の分離をすべきだとアドラーは考えたのです。 ここまで かわいがって育ててきたのに課題の分離なんて…親子じゃないの!課題の分離。 涼しい?課題の分離は 対人関係の最終的な目標ではないんだという事を押さえておかないと 全部 切ってしまうんだというふうに思い親が子供に対して一切関心を持たなくなる事はなきにしもあらずです。
ですから カウンセリングに来られた人に何を言うかというと「誰の課題でしょうか?」という事を言うだけなんです。 対人関係の中に入っていけば摩擦は避けられないです。 でもね 他方生きる喜び 幸せも対人関係の中からしか得る事はできない。 アドラーは 課題は分離しろとは言ってるんですけど他人との関係を切りなさいとは言ってない。 僕自身の話になりますけども父との関係が良くなくて小学校の 多分3年生ぐらいの時に父を怒らせて殴られた事がある。