そんな栗きんとんが大好きだと言うのが若手落語家のホープ…得意の演目にも栗きんとんが登場します。 栗きんとんのおいしさを教えてくれたのは人間国宝 桂 米朝師匠。 という事で 今宵 ひもとくのは桂 米朝師匠の栗きんとん。 演じるのは若手落語家の桂 吉坊さん。 人間国宝であり 落語家として初めて文化勲章を受章した上方落語の歴史に名を残す人物です。 まだ駆け出しだった内弟子時代師匠のように「足上がり」を演じる事が吉坊さんの目標だったのですが…。
という事で 準備完了!周囲を山に囲まれ水に恵まれた中津川市はつぶした栗を食べやすくするため一口大にしたのが栗きんとんの始まりといわれているんだそうです。 和菓子業界では今の このような…こちらを思い浮かべる人も多いのでは?おせちでおなじみサツマイモのあんで 栗をあえたもの。 「足上がり」に登場するのはどれが正解なのでしょう?演目の背景などに詳しい落語作家の小佐田定雄さんにお話を伺ってみました。
例えば こちら 栗を カチカチに乾燥させた保存食 かちぐり。 「勝つ」という言葉の響きのよさから戦国時代は陣中食にされていたんですって。 栗と 中国の縁起物 桃をかけた桃栗まんじゅう。 しみじみホロリの栗きんとん出来てるよ。 心もホロリとさせる優しい味をご堪能あれ。 歌舞伎とか文楽の話とかまあ 日本舞踊の話とか自分が 例えば行って見てきた芝居の話をして…ありました。