第一週の選者は坂井修一さんです。 そして 今日のゲストは俳優の星野真里さんです。 今年に入って着付けを習いまして自分で着られるようになったので着物を着る機会が ないかないかと狙っておりましたらこのお話を頂いたので短歌といえば 着物だろうという事で 着てきました。 坂井さん星野さんの印象はどうですか?子役のころから もう20年ねテレビで拝見してそうなんです。 これから 坂井さんに選んで頂いた入選九首をご紹介します。
何か 私は若者の歌というよりも人生経験豊富な方が歌っているのかなと。 この辺の言い方がね面白いところでそういう爽快な別れ颯爽とした別れっていうのを自分で演出してる感じがしますけど どうですか?炭酸の刺激と共に 別れの悲しみをさっと脱ぎ捨てるみたいなサバサバとした方なのかなって思いました。 しかも 電話でもなく メールでもなく自分で書いた言葉で誰かに思いを伝えるっていうところが すごいすてきで日常の何げない一コマなんですけどそれが こんなふうな形で表せるんだなというのはすごい面白いなと思いました。
上の句の「傘なくばレインコートの襟立てて」っていうのは劇場で芝居を見てるような感じでねこの作者の 人生に対する態度っていうのかな何となく伝わってくるようなわりと 思い入れありのめり込むタイプなのかななんて気がしますね。