先人たちの底力 知恵泉「東京を魅力的な町にするには!~“東京”誕生物語〜」

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この番組のまとめ

今 東京が熱い!今年 世界を沸かせたリオデジャネイロオリンピック。 日本が 新たな近代国家として生まれ変わった事を内外に示すため 浮上したのが東京への遷都です。 今回の「知恵泉」は東京の誕生と再生に力を尽くした先人たちの知恵を味わいます。 これは これは!今回のゲストは日本を代表する建築家隈さんの建築は銀座の歌舞伎座をはじめ青山の美術館など東京の町のあちこちで魅力的な風景を生み出しています。 東京誕生の知恵をひもといていきましょう。

天皇を国の代表とし 海外諸国と対等に外交の話を進めたい。 そのためには 海外の皇帝のように自ら政務を執り政治は 武士に任せ天皇が 表舞台に姿を現す事は数えるほどしかありませんでした。 天皇は 御所の中で神事や朝廷の政務を執り行う日本が 近代国家に生まれ変わるためには大久保は伝統やしきたりに凝り固まった朝廷を「因循の腐臭」と一蹴したのです。 旧幕府勢力が平和裏に 江戸城を退去。 大久保たちは まず天皇を御所の外に連れ出す事から当時の江戸は 戊辰戦争の影響で政情が不安定でした。

不安になった京都の人々が政府に尋ねても「行幸だから戻ってくる」と言うばかり。 実は この時 政府は 京都にあった現在の内閣にあたる…天皇が 江戸で政務を執るために必要な体制が既に整えられていたのです。 こうして 2度目の行幸は天皇が京都に戻らないという驚きの結末で幕を閉じました。 だから ずっと天皇さんが京都から東京にお出かけ中。

死者・行方不明者合わせて10万人を超える未曽有の大災害でした。 都市計画のプロフェッショナルである後藤には 分かっていました。 その知恵こそが 東京を未曽有の災害から よみがえらせ今につながる大都市・東京の礎を築いたのです。