モーガン・フリーマン 時空を超えて・選「この世界は“現実”なのか?」

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この番組のまとめ

しかし 本当に全てが存在すると言い切れるのでしょうか?私たちが現実だと思っているものつまり私たち自身や社会更には この世界そのものさえもが錯覚なのかもしれないのです。 マジシャンたちは 私たちが世界を認識する仕組みを逆手に取っているのです。 ギャベイは 私たちが情報を誤解するように誘導しているのです。 脳は いくつもの感覚器官から得られる情報をまとめて一つのストーリーを作り出します。 私たちは 自分で思っているよりもはるかに多くの情報を受け取り無意識のうちにそれを脳に届けています。

しかし 私たちが共有する現実こそが最大の錯覚だと考える人もいます。 科学者で ライターでもあるジム・バゴットは「現実とは何か?」という問いに向き合い続けてきました。 自分が感じ 学んだ情報から何が現実なのか自分なりの理解を作り出しているのです。 私たちは 脳が生み出す電気信号を解釈してそれぞれが 頭の中で現実を作り出しているのです。 夢を見ているような状態に陥りますが人間は 物理的な現実世界よりも錯覚によって作り出されたこの社会が機能するために欠かせないのが お金です。

しかし 国際金融制度を信じるのをやめてしまったら人間が 超現実的な存在を作り出してしまうのはなぜなのでしょうか?社会的な重圧なのか。 ほとんどの人が自分の能力は平均以上だと一般的に 人間は 物事が予想どおりにいかない場合画面に 「がん」などネガティブな言葉が表示されるので自分が それを経験する確率がどれくらいだと思うか答えて下さい。 バイク好きのニックは 80項目ものネガティブな出来事が今後 自分の身に及ぶ可能性を予測します。

しかし 今 どれだけの事が分かっているのでしょう?この空間に私たちの目には見えない別の次元が存在するとしたら?物理学者は大きく 2種類に分けられます。 世界が なぜ現状のように機能しているのか物質を分解して中に何があるかを確かめる 実験物理学者です。 スティーブ・ナンは 実験物理学者です。 それこそ 余剰次元の存在を示し重力の正体を知るための手がかりとなるでしょう。 余剰次元の中を移動できない素粒子もありますが重力は違います。

ケンブリッジ大学 数理科学センターの理論物理学者です。 量子力学は最も優れた科学理論であり宇宙を理解するためのよりどころです。 量子物体の全ての特性を完全に測定する事はできません。 振り返って 美しい三次元の世界を見る事はできないのです。 情報は三次元です。 三次元のものは全て実際には錯覚だと言うのです。 壁に並んでいる本のように二次元の世界こそ現実の姿なのです。 この理論に基づけば量子物体が不明瞭なのは三次元の空間に存在しない影だからだと説明する事ができます。