日曜美術館「ダリの正体!?」

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この番組のまとめ

♪~この不思議な世界を創り出しているのは…。 ダリの持ってる とっぴな発想とか空想みたいなものはダリに会った 数少ない日本人の美術家 横尾忠則さんです。 いきなり シュルレアリスムのとこ行っていいんじゃないですか。 シュルレアリスムの 解剖台の上にミシンとコウモリ傘があるっていうような並べ方ではないですよね。 これ このまま固定した状態なのか一瞬の時間を切り取って描いたものかインビジュアルで見えない世界の物質を見える世界にそれを持ち込んだ場合はこういうものになっちゃうんですよね。

確かにダリは少年時代 青年時代 すごくいろいろな恐怖とか不安とかを抱えていたナイーブでシャイな青年だったとそういうふうに言われてますね。 ダリは小さい時から 複製を通じて見ていたんですけどもこの「晩鐘」の絵はすごく敬虔な祈りの風景だと普通は思うんですけどもダリは この情景に非常に恐怖を抱いていて女性の祈りのポーズが カマキリを思わせると言ってるんですね。

当時はダリの描くものは 最先端のものだったと思うんですけれどアカデミーの学生時代に 出席しなくなっちゃうんですけどもそれは なぜかというとアカデミーが新しい事を教えてくれないからじゃなくてアカデミーは古い事を教えてくれないから。 あ そうなんですか!自分が教えてほしいのは もっと古典的な技法とかそういったものでありそういったものを教えてくれないアカデミーとかに行ってもしかたがないというのでそれで アカデミーに行かなくなっちゃうんですね。