グレーテルのかまど「谷崎潤一郎のモカロール」

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この番組のまとめ

谷崎は何を守ろうとしていたのか?彼が愛したモカロールからひもといていきましょう。 谷崎潤一郎の「細雪」ね。 谷崎潤一郎も 欲望うずまく世界を描いている作家さんなのでじゃあ いってみましょうか。 という事で 今宵ひもとくのは谷崎潤一郎のモカロール。 大阪・船場の裕福な商家に生まれ育った4姉妹を主人公に春には桜 夏にはホタルなど四季を楽しむ風流な日常を端麗な言葉でつづっています。 作ったのは熱海で西洋料理店を営んでいた…その料理の腕を聞きつけた谷崎が別荘に呼び寄せたのが きっかけ。

そもそも 谷崎っていうのは…ヒヤヒヤして…食べるに値しないという一幕も。 谷崎の食に対する貪欲さの裏には幼少期から培われた信念がありました。 現実から目を背け痩せ我慢で やり過ごす父に谷崎は 反発心を抱きます。 戦争という大きな圧力のもとでも信念を貫いた谷崎。 偉い!でしょ? きてます きてます!あっ きた! よっ!はい 泡立てた卵黄にそのシロップ混ぜますよと。 ほら もう最高モカロール キャ~ッ!モカロールの完成品 間近です。

両サイドから ギュッと真ん中に寄せます 寄せます…。 風味豊かな生地と濃厚なバタークリームにコーヒーのビターなアクセント。 持病の高血圧の療養も兼ね気候が温暖なこの地で家族と穏やかに過ごしました。 谷崎潤一郎は モカロールを 意外な飲み物と一緒に食べていたといわれております。 意外な?さて その飲み物とは一体 何でしょうか?意外でしょ?メロンソーダ?ブー!牛乳とか紅茶とかじゃないですか?ブブー!もう~。 番茶!えっ? 番茶!?番茶とモカロールでございました。