2012年 18万人の観客を集めた東京駅のプロジェクションマッピング。 山川草木を生かす日本文化の神髄を伝える庭。 設計図を描いたあとも石や木のたたずまいを見つめて村松が 枡野と 是非 話したいのもその心と形の関係だ。 フレームを通ると 絵画の世界が広がるように現れる 枡野の庭。
実はですね私 小学校の5年生の時に両親が京都へ連れてってくれましてその時に 京都の禅寺をお参りをして回った時に…自分の寺は もう どこ走ってもいいようなとこでしたからね。 まあ高校に入ると すぐそれで こう どんなふうにデザインってするのかなって枡野は 高校と大学に通いながら斉藤に弟子入り。 枡野のデザインのしかたはまず ラフなイメージ画を描く。
ですから禅は 完全を嫌うんですよ。 完全の美を求めてくとそれは ヨーロッパの整形の美しさになっちゃいます。 ですから 私は…不完全っていうのは 完全に至る前を 通常 いいますよね。 そうじゃなくて…だから それを一回 あえて壊してそこに その作り手の…これが 完全を超えた不完全。 静かに ここを座って眺める事によって本当に ただ 空を眺めたり…枡野が提案したのは心の動線を考え禅文化ゾーンをつくる事だった。 ビルの形や凸凹にぴったり張り付けるまさに マッピングするように設計されている。
プロジェクションマッピングで 木のオブジェの色彩や明るさを変化させる。 比較的その あまり…もっと グラフィカルなものでメディアアートだとか そっちの方に近かったんですけども僕は もともと映画をやってた背景があるのでそのプロジェクションマッピングという技術に…ショーにしたのが あの東京駅の作品だったんですね。
このプロジェクションマッピングっていうのは建物とか壁じゃなければできないんですか?もっと 空間作りをやりたかったんですね。 別にやりたかった事はプロジェクションマッピングではなくて…展望台を そういう空間に変えてしまおうっていう事なんですよね。 夜景っていうのはものすごく オーセンティックにある種 アナログにあるものですからこれも 夜景なくなっちゃうと僕のアートって 結構やれなくてその要素が交じるから面白いんですよね。 このショーでは 庭園のセットを作り花をテーマにしたプロジェクションマッピングを行った。