ミトコンドリアという器官の中にあるDNAなんですよ。 ミトコンドリアDNAですか。 ミトコンドリアはたくさんあるので 残りやすい。 という事は その情報量の多い核DNAの解析ができれば謎に迫る事ができるんですが…。 ミトコンドリアと違って…今回 技術革新によって縄文人の核DNAの解析に成功したんですよ。 2014年 縄文人の核DNAの解析に初めて成功した研究チームのリーダー…これまで 古代人のミトコンドリアDNAの分析などから日本人のルーツに迫ってきました。
長年 ミトコンドリアDNAから日本人のルーツを研究してこられた篠田謙一さんです。 まず ミトコンドリアDNAの場合はこちらご覧下さい。 ですからミトコンドリアのDNAを調べてもある一つのルーツ… ルートを調べるだけなんですけども…縄文人と我々の関係ってどういうものか知ってますか?えっ 私たちの祖先じゃないんですか?ですよね。
更に 縄文人のDNAからは縄文人が どこからやって来たかという事まで分かるんですよ。 斎藤さんは 今回縄文人のDNAを分析。 この解釈をですねどう考えるかというのは結構 難しい問題で 例えば斎藤さんが言われてるように非常に古い時代にアジアのどこからか日本列島に来てじ~っと ここ 日本列島の中で縄文人だったんだ。 縄文人のルーツは どこにあるのかという問題なんですけども恐らく その4万年前ぐらいに東アジアに人々が入ってきて実は縄文時代っていうのはもっと ずっと後ですよね。
配列が判明した5人の縄文人 全員がシミ型遺伝子を持っていました。 実際 できない人の方が多くてこれは本当にまだ遺伝子でどうなってるというのは全然 分からないんですけども現象面としてそれが分かっていますから遺伝子の どこかの違いがあってもしかすると私たちはウインクのできない集団になってるのかもしれないですね。