こころの時代~宗教・人生〜 アンコール「ひとのあかし」

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この番組のまとめ

若松丈太郎さんが自身が暮らす 福島県南相馬市の海岸の風景から詩編 「みなみ風吹く日」を作ったのは福島原発事故の19年前の事でした。 アーサー・ビナードさんはアメリカの大学に在学中日本語の不思議な魅力にひかれ1990年卒業と同時に 来日しました。 でも それが 変だ自分の その こう…若松さんの場合はきっかけは何だったんですか?やっぱり 墨塗りですかね教科書の。 「サイタ サイタ サクラガ サイタ ススメ ススメヘイタイ ススメ」っていうのも…。

金子光晴は 雪崩を打って戦争協力に突き進む文学者たちの中で一人 孤高を保った詩人でした。 そういう こう何か歴史性も感じさせるような場所ではるか北の方には 天気が良ければ岩手山も見えるし何かこう あらゆるものが何か一つの風景の中に凝縮されたような形であって自分の生まれ育った所を何か こう表現しようとするとあそこから見た風景 というのが一番こう… いいのかな なんてそういう思いでまあ いたんですけどね。

若松さんを捉えたのは原子力発電所へのどうしようもない違和感でした。 工事資材運搬と取水のためにつくった港の防波堤先端に立つと荒々しく肉を露出して連なる正面の崖を削り海に向けて建てられた鉄と コンクリートの塊は原発も怪物だが巨大なエネルギーを食らう人間はそれに輪をかけた怪物である」。

若松さんがチェルノブイリを訪ねたのは事故から8年後1994年の事でした。 そのおかげで 線量は下がってると思うんだけどその膨大な命を はらんだ廃棄物が今度は 黒いフレコンバッグに入ってどこかに積んである。 当たるとか 当たらないとかいう事じゃなくてどうしたって チェルノブイリの今 目の前で見てる事は同じ30キロ圏内に住んでる者としてはもし起きればという仮定なんだけども重なってしまう。 東京電力福島第一 柏崎刈羽の両原子力発電所何が 一番奥にあるものなんですかね。