サイエンスZERO「竹内流で徹底解説!ノーベル化学賞・物理学賞 2016」

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この番組のまとめ

分子マシン? トポロジカル相転移?それって 一体何なの?そんな難しいテーマを「ZERO」が徹底解説。 そして 物理学賞はアメリカの大学に所属する3名の研究者。 分子マシンもトポロジカル相転移もちょっと聞いた事ない研究ですね。 それではですね まず分子マシンの第一歩を踏み出したソバージュさんの研究から見てみましょう。 これですね ギリシャ語の鎖を意味するカテナという言葉からカテナンと呼ばれる分子なんですね。 分子マシンの研究をしている竹内正之さんです。

今度は プラスとマイナスの電荷を利用したんですね。 で もう一人のフェリンガさんが更にマシンっぽいものを作ったんですね。 実は フェリンガさんは まず最初にこういうモーターを作りました。 で これを車輪として組み込んで作ると ナノカーが出来るんですよ。 ナノカーレース?これが 来年4月に行われる…お~ すごい。 ナノカーレースに参加する車を設計した…この辺りにあるのが ナノカーです。 90ナノメートルの距離を38時間以内に一番速く走ったものが優勝です。 また全然違ったタイプのナノカーでしたね。

ただ 分子のつながりとか動きが変わる相転移じゃなくて…で 物質の中には原子が持っている磁力の向きがそろっている場合があるんですね。 で コステリッツさんとサウレスさんはこの磁石の性質に不思議な相転移が起きる事を最初 原子の磁石の向きは全てそろった状態でした。 これが磁石の性質の相転移なのです。 では 2次元の状態では相転移はあるのか。 コステリッツさんとサウレスさんは2次元の世界ではこうした不思議な相転移がある事を発見しました。