いろんな国境を越えた料理を食べてるところを感じれるっていう人は多分 ほかの料理家ではいない気がします。 船越は 料理家人生のほとんどを海外で過ごしてきた。 これは エディブルランドスケープという手法を使った料理だ。 それは何かずっと…僕らはさ…中東や中央アジアのじゅうたんを展示販売するイベントに合わせ料理を頼まれた。 船越が この料理を作る事は二度とないという。 船越の料理を求めて 人が集まる。 旅する料理家 船越雅代が理想とする空間と時間だ。
そこから次の寄港地までの間を計算して?うん そういう時もあるしオーストラリアの船だったんだけどオーストラリアに ふだんは停泊してて…目的地に着くまでも 1週間ぐらいかかる事もあったりして…だから もう その1か月 2か月…すごいね それ。 使うのは南米原産のフィジョアと呼ばれる果物。 フィジョアは ヨーグルトと合わせてフローズンアイスに仕上げた。 そのルーツを探って表現するリサーチプロジェクトだ。 船越は 奈良市からの依頼を受けプロジェクトのディレクターを務めた。
食べ物で風景を表現するエディブルランドスケープと融合させ船越流の神饌を完成させた。 それは だから…そういうものを一回 体内に入れて料理にして吐き出すっていう僕 あれが苦手で…どっちかっていうとそういう意味では雅代派だと思う。 時々 出てきて…松本が船越との対談場所に選んだのは高田 渡がこのお店の事を歌にしてて。 更に当時 京都を拠点にしていた岡林信康のバックバンドを松本たち はっぴいえんどが務めていた。