東日本大震災 翌年の元日希望を模索し スタートした若者たちの言論解放区今 日本の若者は何をファーストに合意形成するのか?さあ「新世代が解く! ニッポンのジレンマ」今年も 正月恒例の大討論がやってまいりました。 言いたい事言えない感じっていうのが多分 この10年ですごく高まってもう みんな それに疲れちゃったっていうのがPost−Truthが やっぱりはやった一因ではあると。
つまり 本音を言いたいってさっき 言葉ありましたけど心の中では どこかやっぱり…もうちょっと 分かりやすく言うとマジョリティーの人たちが自分のアイデンティティーを主張したいんですよね。 マイノリティーの人たちって自分のアイデンティティー主張する事ってこの20世紀の後半って頻繁にされたわけですけどマイノリティーではなくてマジョリティーの方が自分のアイデンティティーを主張するとすぐ たたかれちゃうんですよ。 どこで このマジョリティーたちが承認を補充すればいいのかって事に困ってしまう。
国際連盟とか作ったりとか国際連合を作ったりとかやっぱり そこで アメリカが何で アメリカの事だけしか考えなきゃいけないんだと世界に対してアメリカが与え過ぎてきたから今後は アメリカは 世界の事より日米関係の事より何か アメリカを理由にして「シン・ゴジラ」とか見ても私も やっぱり 何だかんだで決断の重要なとこでアメリカが絡んでて何となく アメリカに押し付けてきたものを考え直すいい機会にできるんじゃないかなというところを期待を込めて未来に関しては明るいかなと考えてます。
そもそもエリートと大衆の分断があるというでは 日本ではさまざまな格差分断が指摘されているが果たして ニッポンのジレンマの本質は?結局 貧困層にも お金が行くようになるじゃないですかと。 飛行機が2台あって片方の飛行機にはエコノミークラスしかありません。 片方の飛行機にはファーストクラス ビジネスクラスがあってエコノミークラスもありますと。 こういう事でやっていくとこのファーストクラス ビジネスクラスがあるその飛行機の方がエコノミークラスの中でのトラブルが多いんですね。
貧困だけが問題というふうに言われがちだったんだけども実は 格差そのものというのも社会の作り方としてはしっかりデザインしてかなきゃいけませんよねという視点が抜けてる可能性がありますよねというのも追加で 付記したいなというふうに思います。
機会平等してそのあと 努力を促すためにはインセンティブが必要ですからね。 アメリカで 今問題になってる格差ってインセンティブになるとかそういう次元の格差じゃなくて確かに象徴的なスローガンでしたけども1%の人たちの富裕層と99%の我々の方にすごく疲弊してるのにだから 言いたい事も言えない自分たちがほんとは… だんだん傷ついてるのに言えない苦しいのに言えないっていうのがすごく押し上げちゃったっていうのがあってトランプ自身のパーソナリティーと押し上げた支持層っていうのはやっぱり分けなきゃいけなくて。
例えば 今首都圏東京の学校とかだとですね…例えば お金のある人はまず 慶応幼稚舎に入れますみたいな感じになっていて幼稚園のお受験があって小学校の受験があって中学 高校 大学社会人っていう話があると。 そういう事をしてくと何が起こるかっていうとですね例えば 中学生になった時にある私立の学校すごい豊かな学校所得の高い親御さんがいる学校の子たちはですね自分の同世代に貧困の子どもたちがいる事は想像がつかないんですよ。
経済縮小していくっていうの途中で あがりましたけど分断と直結してるのは平均的なサイズで縮小してくとかあるいは 全体で縮小してくって話と中身の 個別の 個々の人 見た時のばらつきが大きくなってる。 中間層の話をしてるんだと思うんですけど最初 安田さんって 中間層でも結構 上の方のベクトルにああいう専門家が書いてるんだけど一般の人たちが読むような本がやたら売れてるっていうのはこれ かなり世界的にも例外的な事例であって。 これが 知的中間層というものであってこれが 出版を支えてきたわけですね。
できる事は?多分 この国っていうかこの社会に必要なものってさっき言った 経済的な側面からの分析だけじゃなくてほんとは 多分 関心のセーフティーネットみたいのが 必要なんですよね。 何か そこらへん見下すとか言われちゃうとやりづらくなっちゃうけど でも気になったら 声かけるべきだしおせっかいな部分の 関心のセーフティーネットみたいなものがないとお金が 中間層がどうとかっていうところ経済的に一緒だけど これぐらいっていうところだけで何ていうか… 頑強な社会のセーフティーネットが出来るとは僕は やっぱ思えない。
でも 何か それって でも…最初から公立の学校に進むとかいう事とでも 何で拒否反応が出ちゃうのかなって思ったら何か やっぱり ホームレスの方とか障害者の方ベビーカーの方っていうのが見えるんだけれどもないものとして 何か…情報処理してしまってるんですね。
まず 分かってほしいのは社会問題っていうのはですね言われてるようなものっていうのはですね…なのに 礼儀的に無関心ってのはそのとおりだと思っててそれは 必要な時あるんと思うんだけれども。 例えば 私も 社会福祉の現場でデザインで入ってるんですけど私だけが デザインの解決をあげましたってなってもじゃあ 何か変えれるんでないかっていう事なんですよね。 ここまでの議論を聞いておりますと基本的には すごいポジティブなんじゃないかなって感じてしまったんですよね。
議論をしたい社会を何とかしたいって思ってる人ばっかそれが マジョリティーの社会だと思いますか?そんなマジョリティーな社会僕は生きたくないですよ。 だから個人の人生経験っていうよりは文化が こう 歴史的に醸成していってるようなそれぞれの優しさの概念があってそれぞれの優しさの概念は異なってるので。 何で 外国人というか… だと全然 それやっても違和感ないのに日本人に対してはできないんだろうっていうのが何で 日本は そうなのかなってちっちゃい頃からよく分かってないんですよね。
くしくも 経済学者ではない安部さんが先ほどからね インセンティブ設計という言葉を使って下さっていて。 共感主義みたいなのがすごく はびこった結果がPost−Truthみたいな社会なわけですよね。 でも 日本のテレビってやっぱり 極度の共感主義的なもの結構 感じませんか?すごいありますね。 さっき 寝返ったっていう話がありますけど寝返る以前から選挙以前から 実はアメリカのアカデミアの中には…すごい有名な哲学者とかアカデミアの中に トランプを支持するグループというのは確かにあって。
トランプっていうのは むしろ今の民衆のTruthや リアリティーに寄り添ってるのであってそういう意味では トランプ以前がエリートのTruthや リアリティーだけを問題にしていたバーチャルリアリティーというか。 一方で 今みたいに社会の複雑性が高まってるタイミングの時にラベリングをした事によって実は そのラベリングが正しくなくなってるっていう時までそのラベリングを持ち込んでしまうみたいな事っていうのが結構 多いのかなと思っていて。
何か 客観的事実が全てじゃないかなっていうのはやっぱり 自分は創作活動の中で基本的に さっき第1部でも出たように 両側…Truthって そもそも何かっていう問題は 常にあるんですけどそこを追及する努力をするかどうかっていうのがところが 国民投票終わったあとになっていや これうそでしたっていうか事実じゃありませんでしたっていう事が出てすごく やっぱり問題になったんです。 その意味では 何かその意思決定のとこだけPost−TruthなのかTruthなのかっていう「事実」って言ったりしてるんですけど。
対話の作法というか日本の大東亜共栄圏とかそういう考えの思想的バックボーンを与えたのが京都学派だったんだよね。 そういうように だからナショナリズムが どんどん強くなってそれに そもそも思想的なバックボーンを与える人も出てきてというのがある意味では今の状況っていうのはナチス・ドイツが生まれたような状況に近いものになってきている。
しかし それは あたかもみんなに共通したもののように語っているわけなんですけれどもトランプ支持者たちが自分の別個のそういったサイトとか立ち上げていろいろ情報を流そうとしているのは今の既存のメディアは いわゆるリベラルにバイアスがかかってるから自分たちの声が反映されてないっていう意識があってなので そこで先ほど おっしゃったリテラシーを どっちの方向に持ってった方がいいのかっていうのでもう操作されてるから自分たちは 全く別個の自分たちの価値観をもっとダイレクトに打ち出せる新たな媒体を作るって事で実際やってて
その理性感情っていうのは結構 面白い話で脱魔術化 再魔術化という話があって社会っていうのはまず 近代化した時に産業革命とかがあって脱魔術化したといわれるんですね。 そういうのを 一旦抜きにして近代合理主義的に社会を機械化する事で産業とかは どんどん発達してきたわけなんですけど最近 言われてるのは再魔術化という事が言われてるわけですね。
例えば 私も とてもオススメされた「シン・ゴジラ」を見たんですけれどもやっぱり 日本のアメリカ感って第2次世界大戦から始まって戦後なのでやっぱり 占領で 抑圧的で暴力的なアメリカ。 いろんなとこで戦争してるアメリカなんていうイメージがあると思うんですけどもむしろ トランプが体現してるっていうのはその前から現れてた兆候でほんとに アメリカのリスクが絡む時しか軍事行使をしたくないですと。
アメリカって いつも称誉のものとしてあって日本の政策 決める時もアメリカ 結局 何だかんだいろいろ議論してそこで やっぱりアメリカの意向とかアメリカの政策も考えてというふうにしてきたんですけどもやっぱり 今 言うようにミレニアルだけじゃなくてみんな 引き気味であんまり そういった海外のコミットメントしたくないし…。
日本の 真のバランス感覚が問われる日がきたのか?アメリカと中国が戦争を起こさないかとかもしくは 中国を含めて東アジアの安全保障がどうなるのかっていう。 戦争は これ…中国とアメリカの戦争起こるみたいな事言っている人はいるんですか?さすがに 逆にないんですかね?いや 米中戦争あるんじゃないですか 100%。
日本が 例えば 中国の現状とかアメリカの現状を調べるって事と日本が それを調べている事を他の 中国みたいな国に明らかにするっていうのは別の行動なんですよね。 言葉ってものを 詩人としてどう考えてんだろうってTwitterで来たんですけどそれ ちょっと聞いてみたい。 何でしょうね 別に乱暴な言葉遣いをする事自体は詩… 詩という表現の中でっていうかそれが表現だったら私は いいかなっていうか認めざるをえないかなっていう立場なんですけどでも その やっぱり え~と…何ていうんだろうな…。
文月さんが おっしゃるように今 起こってる事をフィクションにしたりとか 何か非常に 部分最適というか時間的な 短い時間での最適化を目指すのは すごいいいんですがやっぱり 長い時間 見た時に社会をどうしていくかとかTruthとPost−Truthで真実と非真実とかあと 感情と論理って分けてるのってすごい ちょっとおかしい議論だなって急に来て ついてけないぞこれ とか思いながらどっちだっていうグレーゾーンっていうのをその言葉にならない答えとか違和感っていうものに対してそれが 分断でイエスノー イエスノーってず
やっぱり テーマを決めた方がよかったのでその時に考えたのは2050年の結婚が人工知能とかを使ったらどんなふうに最悪の状態になっちゃうか みたいなのをあえて デザインしてもらいましたというのを やったらですね生まれた瞬間にビッグデータと遺伝子解析で結婚相手が もう決まっちゃってるような社会みたいな話が出てたんですよね。
そもそも シンギュラリティーが来ると思ってる専門家がどれだけいるのかっていうのはかなり疑わしくてかなり Post−Truth的な言説で言葉だけ先走っちゃって人間を助けてくれるものなのにシンギュラリティーであおり過ぎたせいでなんか 「機械は怖い」みたいになっちゃってじゃあ AIに どんどん 規制しないと とかいうふうな話になってくわけですけどでも これと同じ話が実は 産業革命の時にもあって産業革命の時にラッダイト運動というのがあったんですけど今度は だから コンピューター AIに仕事を奪われてく人たちがAI
それは なぜかというと人間の価値観自体がそれぞれ相対的で異なるものなのでどこのタイミングで シンギュラリティーが来てるのかっていうのはその人しだいですよねって話だと思うんですよね。 なので そういった事を考えると実は 来るのはシンギュラリティーではなくてマルチラリティーが来る みたいな話だったりすると思うんですよね。
僕も1回 彼のプレゼンテーション見た事があるんですけどもそのディズニーの映画の中の世界観におけるファニー ラブ ファンタジーって要素自体は何も変わってないぜ技術が変わったけれども というプレゼンテーションだったんでメチャメチャいいなと思ったんですよね。
結局 政治とかっていうのは民主主義でも そうですけどカフェで議論する文化ができる時って奴隷がいてその奴隷のいる環境において暇になったから社会参画をしていきましょうという考え方と それからいや もうええんちゃうかと。 多分 ここにいるほとんどの人がすげぇ ベーシックインカムが そろって技術が進んだ世界においては…つまり 別に世の中全体が求めるような生産性というのを生み出せないです 僕はというふうになるでしょうと。
例えば さっきの結婚の話とかいろんな事人工知能が決めてくれるその方が説得力あるってなるとどんどん 人間が関与する余地が減ってってそれって ほんとに人間が目指した社会なのかっていう大澤さんの懸念はまあ 分かるんですけど。 去年か おととしか忘れましたけど人工知能学会の雑誌の表紙がある種 だから ほら女性ロボットみたいな形でジェンダー的に問題があるんじゃないかっていう話議論なりましたよね。 すごくいい論点があって…みんなで 人工知能作んなきゃいけないんですよね。
石山さんどうなんですか?人工知能研究で分かった事の一個っていうのが人間が 実は 大した事ないんじゃないかって事が分かったって聞いた事あるんですけどどうなんですか そこは。 そうですね 例えば その… 何て言うんでしょうかね 人工知能が例えば 大学の入試の問題を解くみたいな話があった時に数学の点数は 結構 高いんだけど国語の点数があまり高くなかった。 ペンと剣ですというふうに考えた時にじゃあ あっち側も人工知能 使うんだからこっち側も人工知能使いましょうみたいな話だと思うんですよね。
AIが決めるわけでしょ?人間が ボタンを押すかどうかなんて結構 古い話で1983年のロシアが… あ ソ連か?アメリカから ミサイルが打ち込まれてくるというのをレーダーが察知しましたと。 僕は 基本的には 明るいキャラで今日は いこうと思ってるんでAIにも期待してる部分たくさんあるんだけど でも珍しくね 大澤さんの懸念は結構 分かるところがあって。
出てきちゃった時にこうこう こういう形でAI技術を促進するとかこうこう こういう形で法律を整えていけばさっきの懸念を減らせる全て 制度が整ってない状態でガンガン加速してってシンギュラリティー 2045年とか言ってるけど…それは来ない という人もいるんだろうけどもし起こるんだとすれば それはもっと前倒しするはずですよ。
A Bの対立を経てCという到達点を目指す…また 対立の構図をあえて ズラし続ける…ややこしい言葉ですけど「絶対矛盾的自己同一」っていうややこしい事を言うんですけど絶対矛盾的自己同一というのはAとBって 別のものがあるんだけど でも それは 実は一体化して同じものなんだよというような考え方で仏教とかで 色即是空空即是色とか いいますけどそういう仏教思想を 西洋哲学的な文脈に取り入れたのが西田幾多郎の 絶対矛盾的自己同一というものなわけですがそのように だから違いっていうのを維持したままそれでも一つになれるみ
その時に出たのがメガリージョンを作るんだってリージョナリズムにも これ 持ってってで 結局大東亜共栄圏みたいなとこまで行っちゃったわけなんだけど多分 今の 自立性を担保しつつというのはその一歩手前で とどまりつつ…。
で 何をやったかというと人工知能の研究者と お医者さんとケアメソッドを作った人が実際にケアしてるところの動画を全部撮って場合によっては 脳波計的なものとかをつけてですねどういうケアのメソッドを実際にやった時に例えば 被介護者の人がどういうふうに反応していておばあちゃんの脳の状態がどういうふうになっていたのかみたいな事を全部ビッグデータで とったんですね。
例えば 今の状況でもイギリスも アメリカも世界の警察みたいなのは諦めちゃって今 世界の主導権を握る人がいなくなった段階でじゃあ 日本が世界の主導権を握るために何か やっていけるんじゃないかとか… でも 変化があった時にあえて 前に出てみるというか変化があるという事はどっちかに転ぶかもしれないんだから良い方に転ぶのに懸けて そっちにチャレンジしてみる みたいな精神が多分 もっと必要だと思うんですよね。
シニアの人が 2050年世代だとあなたは思ってアイデアを出して下さいって言ったグループのシニア層がものすごい建設的な しかも面白いアイデアを たくさん出した。