ハートネットTV NHK障害福祉賞2015「それからの日々」

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この番組のまとめ

万里子さんは今年のNHK障害福祉賞に応募した手記にこう つづっています。 作者の堤 万里子さん そしてお兄さんの古賀靖紘さんです。 今日は 遠く 佐賀からお越し頂きましたけども万里子さんの今回の手記どんな思いで書かれたんでしょう?そうですね随分 長い間 病院で療養生活をしなければいけなかった兄ですけれども十数年前に もうなんとかなるんじゃないかといろんな事があって覚悟を決めましてね病院から うちへ帰ってきてもらいました。

「やっちゃんね あんたがお留守番さえできればねうちに帰ってきてもいいんだけどな~」って何気なしに ひと言言ったらですね本人が パッと「留守番ぐらいできるよ」って言うんですよ。 そして 万里子さんは医師の許可を得て兄を自宅に迎え入れました。 万里子さんは54歳靖紘さんは60歳になっていました。 靖紘さんは 予想以上に早く自宅での生活に慣れていきました。 お二人とも 優しい表情でご覧になってましたけれどもできるだけ 不公平のないように説明をしてでも その時の笑顔って 「ああ健康な笑顔だな」って思いました。

去年の夏 テレビを見ていると靖紘さんが意外な言葉を口にしました。 万里子さんは 靖紘さんを海外旅行に連れていこうと決心しました。 入院以来 ずっと字を書いていなかった靖紘さんに万里子さんは 名前を書く練習をしようと提案しました。 70過ぎてから 自分の名前の書き練習をする訳だから余計な事 考えたらあほらしくてね 嫌でしょう。 万里子さんは 悩んだ末素直に謝る事にしました。 よかったですね万里子さんと一緒に暮らして。