NHK高校講座 地学基礎「海水とその運動」

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この番組のまとめ

このね 塩分の濃度のさその海水の運動に深~く関係してんだよ。 ♪~ほんじゃあ まずは 今回のテーマ「海水とその運動」を考える上でのポイントを言っておきましょう。 垣内隊員さ~大気の高度による温度変化覚えてます?どうなんでしょう?どうなんでしょう?こちら 見て下さい。 海水の深さと 水温の変化を表したものなんです。 大気ほど複雑じゃないけど水の深さによってこの 水温の変化の仕方が違ってますよね。 これは 太平洋の真ん中辺りにおける水温分布の様子なの。

赤道付近の海流をつくってるんですよ。 この偏西風がつくっている海流がほら この辺見てこっち向かってるでしょほら。 でね この海流の重要なはたらきの一つが地球の熱輸送なんですよ。 地球の熱っていうのはその 風だけじゃなくって海流によっても運ばれてたんですね。 実は この穏やかな気候をもたらしているのが海流なんです。 表層の海流は風と同じように動いていましたけどさすがに 海の深い所までは風 届かないですよね。 その 一番外側の海流ですか?そうそう そうそう。

グリーンランド沖で沈み込んだ深層流はアメリカ大陸に沿って大西洋の海底を南に向かい南極付近まで流れていきます。 そして 深層流は周りの海水と混ざって温かくなり塩分濃度も薄まって再び表層に達するのです。 グリーンランド沖で沈み込んでからここね太平洋の表層に達するまでこの ここ北太平洋ね。 その上がった海水はいくつもの海流を乗り継いでなんと再び グリーンランド沖に帰ってゆくんですね。 この海水の 大循環はですね…んっ 隊長 分かりましたよ。