夢枕さんは安倍晴明を主人公に書いた「陰陽師」の原作者でいらっしゃいます。 漫画の「陰陽師」は第5回手塚治虫文化賞を受賞されていますね。 昔はね 長編小説書いてる時にちょっと いい一行が出るとあ… これに季語入れれば俳句かな… みたいな感じでねいたんですよ。 「節分」は時候の季語「追儺」は人事の季語と。 「節分」っていうのは 明日から春になりますよっていうそういう気分の気配の季語なんだけど豆まきのイメージで使ってしまう俳句が実は そんなに細かく何が どうっていうのはそんなに分かってるあれではないんですね。
…となると これ「追儺」になったら どうですか?視覚は。 「かなり」ってマックスでいいですか?マックスでいいと思いますね。 聴覚… 時候の季語 聴覚…。 もっと いっていい?真ん中ぐらい?マックスまでは いかないぐらいで…。 時候の方では やっぱり背後に豆まく… 触るけどもあくまで時候…。 マックスじゃないところで。 マックス…。
で いずれにしても節分という季節明日から春になりますよっていう その季節の気分がなやらひの鬼の役をしてる男の人たちが火を囲んでるっていう。 出番前か 何か全部終わったあとに 何かねこれから一杯やるぞみたいな雰囲気かもしれない。 「山河」だと日本の大和言葉っぽい響きがあって日本で言えば 縄文の神々が春が来たんでね「枕紙」なんていう言葉懐かしくて いいでしょ。 改めて こちらの九句が本日の入選句です。