夢枕さんは安倍晴明を主人公に書いた「陰陽師」の原作者でいらっしゃいます。 漫画の「陰陽師」は第5回手塚治虫文化賞を受賞されていますね。 夢枕さん俳句は お作りになるんですか?普通の仕事やらなきゃいけないので旅先で時間が余る時があるんですよ。 この長い長い小説と 五七五の俳句違いますか?結構 違いますね。 昔はね 長編小説書いてる時にちょっと いい一行が出るとあ… これに季語入れれば俳句かな… みたいな感じでねいたんですよ。
これはね もう ちょっとひなびた追儺みたいな気分になるのかもしれませんね。 では この「追儺」と「節分」今日も季語の成分で考えてみましょう。 いつものように視覚 嗅覚 聴覚触覚 味覚 連想力と…みんな もう 普通 現代の人はね考えちゃいますよね。 …となると これ普通の時候の季語とは違って少し映像があるって感じになるんだろうなと思うんです。 「追儺」になったら どうですか?視覚は。 「かなり」ってマックスでいいですか?マックスでいいと思いますね。
この「水脈」 水脈と書いて「水脈」っていうの地下水の道筋と読むか船が行く道筋と読むかで随分光景が変わってくる訳ですよね。 出番前か 何か全部終わったあとに 何かねこれ「そはそは」面白いと思いません?いや 僕は これ結構好きです これは。 日本の大和言葉っぽい響きがあって日本で言えば 縄文の神々が春が来たんでねいろんな所から もう出ていいかなもう出ていいかなっていう その…本当に その そわそわ感が深くなるような気がしているんですけど。