こう書いたのは…長年にわたり 「家族」や「働く女性」「介護」などをテーマにその自らの体験を赤裸々に綴った「老妻だって介護はつらいよ」。 生活習慣から 脚を切断した夫の看護と介護に奔走した500日の体験記。 人生の終盤に訪れる介護という夫婦の関係。 私も 本を読ませて頂きましたけれども奥様の介護っていうのは本当に それこそ 一番本音が言い合える介護なゆえに心の葛藤が いかにあったかっていう事を感じました。
入院から3か月後明さんの壊疽した左脚の切断手術が行われました。 しかし 社会復帰への道のりにはまだまだ 遠いものでした。 そのころは 昔のいろいろな事がフラッシュバックしてきてそれ ひたすらパソコンに打ち込んで 保存して。 それにしてもね周囲から心ない言葉をねとにかく その世間の目が一番つらかったって我慢して生きている…支配されて生きていくだから「老妻はつらいよ」っていうのの「つらいよ」の中身はそこなんですよね。
これは デイサービスで80歳の誕生日の記念にもらった写真入りのカレンダー。 介護用のベッドをここに置いてあったんです。 「美しい思い出が残るという事は成仏するという事です」っていう言葉に巡り合いましてね。 でも やっぱり夫婦での この介護っていうのは一番大変な…。 まあ 親の介護というのは順番というのがありますけれども覚悟がありますけれども夫婦っていうのは やっぱりそういう心の準備もないまま介護が始まるじゃないですか。