SWITCHインタビュー 達人達(たち)「小日向文世×服部隆之」

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この番組のまとめ

♪~そんな小日向が指名したのは作曲家 服部隆之。 祖父 父 共に作曲家という音楽一家に生まれた。 服部が得意とするのはドラマや映画で流れる伴奏音楽。 何てったって…服部は作曲 編曲そして音楽監督を務めた。 実際の演奏は 服部が指揮しステージでの共演も果たした。 これ すごい 「HERO」の。 これ 「HERO」。 で 「HERO」 一番最初って確か 2001年とかじゃないですか。 素面で初めましてな俳優と作曲家が交わす本音トークの行方は?隆之さんは ピアノの…もう 1人でやってますけどね。

いわゆる メロディーラインは思いついたとしてもそこに 間に こういうのが例えば 太鼓が入るとかそれこそ クラリネットの低い音がふ~っと入ってくるとかってそういうのは 後から 後から付け足していくものなのかここから トランペットが入ってくる。 劇伴制作において音響効果の担当者が作曲家のために作る発注表。 大坂城に当ててたんだけど結局 秀吉と重なる大坂城は ほら秀吉の権力の証しじゃないですか。 そこ ひっくるめて 大体…確か 信繁が ヒュッと見た時に大坂城の天守閣が見えてそれで これが流れたんですよね。

でもね 僕は やっぱり「真田丸」で秀吉が登場する直前のね「聚楽第」のさっきの音楽ですけど…どんなに安い何か ヒラヒラッと出てきても僕らは 結構 ちゃんと…その方が最終的に完パケのものを見てこれが ちゃんとあっ これ 自分に向けられて書いてる曲かっていうふうに認識してるかどうかをなかなか聞く機会がないので今日は それが聞けたのは非常に やる気が出ますよ。 結構 僕三谷さん 音楽発注する時にザクッとしてたなって印象があったんですけど結構 見てると これも…このシーンからM33っていうのつけるんですけど。

もっと 自分の音楽を前面に出すいわゆる だから… 何だろう。 だって 多分 役者さんがシェークスピアかそういう古典やる時…あれ 間違えられないでしょ?だって。 最近 何かの…僕 何で それを知ったのかテレビだったか インターネットか忘れたけど遺伝のあれで音楽家の遺伝はご両親の圧倒的な…。 ただ 一つ…僕が どういう仕事を選ぶかっていう時には例えば 小学校の頃だったらね僕 歌手になりたい時もあったしそれは もう 無意識に入ってた?無意識に。

後半は 舞台をスイッチ。 でも こういう感じ 自由劇場と名前は…?自由劇場っていうのはついてました。 オンシアター自由劇場の伝説的舞台「上海バンスキング」。 小日向が入団した2年後に初演を迎え400回以上 上演された。 昭和初期の上海で時代に翻弄されるジャズマンが描かれた作品だ。 軽快にサックスを吹き鳴らす小日向。 この作品が俳優人生の出発点となった。 天井桟敷ならぬ階段桟敷ですよね。 舞台がね こっから向こう側舞台だったんです。

だから むしろ撮る側にいたいってずっと思う小日向さんの方が何となく…。 今の小日向さんが演じてるいわゆる 何て言うんですか…。 メソッドっていうか…劇団入団から30年以上キャリアを重ね2011年 小日向は 初めて演劇の賞を受賞した。 演じたのは第2次世界大戦下のドイツで宣伝大臣を務めたゲッペルス。 うわ~!しかし この時 小日向は俳優人生で最もつらい経験をしたという。

皆さんもご存じのように 私はこの国で作られる全ての映画を芸術的に価値があるか否か国家政治的に価値があるか否か等々によって5段階に分けています。 あの「国民の映画」という作品はとにかく…もう一つはすごく天真らんまんなだから 多分 小日向さんはすごいんですね きっと。 あれはまあ その ちょっとね音楽的な事を言えば本当に 映画の中に大変 音楽の少ない抑制された… まあ あれは 多分コントロールされてるんだと思いますけどそういう形で すごくあの映画の世界観がよく作られてたなと思うんですけども。