こころの時代「いのちの苦しみに向き合って~がんになった“僧医”の遺言〜」

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この番組のまとめ

田中さんは 一方で内科医として末期がんの医療に長年取り組み500人以上の患者をみとってきました。 心筋梗塞とか脳卒中で突然 死んでしまうそれでは生きられる時間を延ばすには どうしたらいいかと。 生きてられる時間がかなり延びますのでかなり 抗がん剤の副作用に耐えて治療を受ける意味は大きいと思います。 ちょうど去年の今頃 手術してまあ 現在は 恐らく手術のあとの症状で最終的な段階では 副作用が出ても使ってほしいと思いますね。

そうしましたら 突然慈恵医大の入学願書というのを私は その時に「慈恵医大」という名前も初めて聞いたんですがここで 「死にたくない死ぬのが怖い」という「いのちの苦しみ」に出会います。 外科の医者は手術で治すという事ができましたが内科で担当した患者さんは全員 進行がんで大部分の医者ですね。 新学期に 大正大学の仏教学部に編入学して仏教を本格的に勉強するようになったんですが仏教を勉強する上で何を勉強するのかという事がはっきりしてましたから。

本人の希望を尊重して本人の自己決定を尊重して本人の希望に従ってつらい情報であっても本人に伝えるという事は重要な事だと思います。 田中さんが患者本人の意思を尊重する覚悟を決めた出来事があります。 そして 本人の希望に従って臓器移植が行われた事。 生命倫理の中心と言っていいと思うんですが本人が 命がなくなるという事を理解した上でこれは そうでないという…もし 希望が逆であったならば。

閻魔様というのは もともと「ヤマ」といいまして死に神… 死ぬっていう事を教える神様だったんですがだんだん 中国 日本と伝わってくる間に変わりまして。 「地獄で苦しんでる人に笑いの贈り物をする」そういう閻魔様ですね。