ETV特集「北方領土 重い扉を開く ゴルバチョフが明かす日ソ交渉舞台裏」

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この番組のまとめ

両国は 北方四島での共同経済活動を目指し信頼関係を深める事で一致しました。 冷戦時代東西の厳しい対立の中でソビエトは 日本との間には領土問題は存在しないとしかし 欧米に比べて日本との関係作りは遅れ訪日の実現までには6年も かかりました。 ソビエトの首脳として 初めて北方四島の領土問題の存在を公式に認めました。 この会談で両国は「北方四島で共同経済活動を『特別な制度』のもとで行うための交渉を開始する」事で合意します。

そのため 日本とソビエトは平和条約を結ぶ事ができず北方領土問題で日ソ間に火種を残す事をアメリカは意図していたと専門家は指摘しています。 米ソの信頼関係が深まる中でアメリカは ソビエトの改革や外交政策を支持する姿勢を強めます。 米ソの関係が劇的に改善する中でゴルバチョフの側近として新思考外交を進めていたシェワルナゼ外相が日本を訪れます。 これによって ゴルバチョフの早期訪日に向けた動きはこの訪問によって ソビエトと中国は30年ぶりに関係を正常化しました。

「1991年1月9日自民党幹部の特使と日本側は「政治的決定が必要なのは領土問題と経済協力問題だ」という基本姿勢を示した後およそ260億ドル3兆8,000億円の経済支援をソビエト側に提示しています。 その 領土問題の交渉それと 経済協力私は 共に バランスを取りながら進めるというその考え方に賛成です。 それから 経済協力だけ進めるといっても何の領土問題解決の保証もないならばこれは国民は納得しないと思います。