地球ドラマチック「生命進化の謎 鳥は恐竜の子孫なのか」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

アンキオルニスもグアンロンも近年 中国で化石が見つかった謎を解く手がかりはジュラ紀の堆積物の中にあります。 ゲルマノダクティルスはこれまで発見されている翼竜150のうちの一つです。 始祖鳥の化石はドイツ南部 ゾルンホーフェンにあるジュラ紀後期の地層から発見されました。 1868年 イギリスの生物学者トマス・ヘンリー・ハクスリーはしかし 多くの生物学者はハクスリーの意見には反対でした。

化石を見ると 羽毛は恐竜の体全体を覆っているのが分かります。 小型の恐竜 シノサウロプテリクスは火山の麓にある針葉樹の森にすんでいました。 シノサウロプテリクスの羽毛はヒヨコの産毛のように細くて弱々しいものでした。 羽毛が断熱材の役を果たし体温が保たれたおかげで恐竜は一年中 活動できたのです。 アミオの説を裏付けるように更に大型の羽毛恐竜が発見されました。

その一つ 1998年に発見されたカウディプリクスは単なる糸状ではなくかなり長く形も鳥の羽のようです。 カウディプリクスには長い ひらひらする羽が現在の飛べない鳥のような姿をしていました。 研究者たちは幼いカウディプリクスには現在の鳥と同じように母親のあとを追う習性があったと考えています。 カウディプリクスの羽は軸と羽枝に分かれていますがまだ十分に発達していないため風に ふわふわとなびきます。 カウディプリクスは地上を走り空は飛べませんでした。

ジュラ紀の地層から見つかった羽毛恐竜アンキオルニスの化石は極めて保存状態が良く鳥と恐竜の関係を説明するためのおよそ1億4500万年前のものですがこれまでに見つかっていた羽毛恐竜はそれより2000万年もあとのものばかりでした。 小さな羽毛恐竜 アンキオルニスは優れた飛行能力と空中アクロバットのような動きで翼竜は空から獲物を狙います。 発見された化石は小さなものばかりでしたがこれらの化石から羽毛恐竜の祖先について新しい事実が分かってきました。 羽毛恐竜 クリンダドロメウスは肉食ではありませんでした。