早速 ご紹介致します。 今日のゲストは俳優の石垣佑磨さんです。 今までやってきた趣味というかそういうものは 大体体育会系のものが多いですね。 多分 小学校で 百人一首のゲームをグループでやったりとか五七五七七というイメージしかないですね。 それでは今週の入選歌をご紹介致します。 でも あえて こういうふうに擬人化を使う事によって手袋や足袋の物語がこの一首の後ろに流れてるような気がするんですよね。 日常生活におけるものの見方 作者の目線がとても魅力的な一首です。
獅子舞の胴体部分の風呂敷のようなちょうど イラストが出てますけどあの渦巻き模様みたいな あれを「毛卍文」という名前で呼ぶんですよね。 キャラクターに こだわるっていういかにも 子供らしい一面と「これに入れよ」と おじいちゃんかおばあちゃんに命令している結構そのカバンは とてもインパクトがある斬新なカバンなんですけど必要なのは 一枚なんだけれども十枚セットというものが売っていて。 フランスパンって とてもいい素材なんですけれども「幸せ自慢」という言葉を使ってやや 作者のシニカルな視点が入っているんですよね。
短歌だと 多くの人が丁寧な言葉であったり工夫した表現を使わなきゃいけないんじゃないかなと思ってる人が非常に多いんですよね。 でも この歌を例えば見ていくと「頂く」というよりも「食う」というふうに言葉を ちょっと荒々しいけど使った方が食べる事の 本来の生き生きとした実感とか活力が出てるんですよね。 そういう意味では その表現が本当に 一首の中の行為とか動きを きちんと捉えているかリアルに捉えているかというところを一首一首 検証していく事が大切です。