地球ドラマチック「生命進化の謎 哺乳類はどこから来たのか」

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この番組のまとめ

♪~哺乳類の化石が数多く発見され恐竜時代の哺乳類はかつて火山地帯だった中国の遼寧省で驚くべき化石が発見されました。 およそ1億3,000万年前に生息していたレペノマムスという哺乳類の化石です。 細かい粒の火山灰によって保存されたレペノマムスの化石は哺乳類の起源に関する定説を覆す大発見となりました。 その一つ トリナクソドンは哺乳類への進化の過程にある種では虫類の親戚にあたります。

歯の化石からは恐竜時代に生きた哺乳類の当時ここは 針葉樹やイチョウなどが立ち並ぶ森でした。 エオマイアスカンソリアはそうした環境で生きていた哺乳類です。 人類の初期の進化の歴史を知るうえで最も重要なのは白亜紀の哺乳類の化石です。 度重なる火山活動によって堆積物の層が何層もでき火山灰によって 哺乳類の化石は見事な状態で保存されました。 エオマイアは木の上や木が生い茂る環境に生息しこの点では同時代の他の動物たちと比べエオマイアは木の上に巣を作りました。

恐竜と同じ時代の白亜紀に生きたボラティコテリウムの発見は空飛ぶ哺乳類がそれまで考えられてきたよりもずっと以前に存在した事を意味します。 恐竜時代の哺乳類がこれまで考えられていたよりも生態学的に多様だったという事です。 しかし どの哺乳類がいつ有胎盤類へと進化したのかという謎は残っています。 哺乳類のうち有胎盤類が1億6,000万年前のアメリカの ある研究所ではジュラ紀どころか白亜紀にも有胎盤類そのものは存在しなかったという結論が導かれました。 体毛と生殖系の特徴からジャンヘオテリウムは哺乳類だといえます。

1億2,000万年前に生息していた哺乳類 リアオコノドンの化石が2011年に発見されました。 この化石によって現在の哺乳類の耳の骨がどのように形成されたかが明らかになりました。 このリアオコノドンの標本は中国で発掘された哺乳類の化石の中でも最も完全な形で発見されたものの一つです。 なんと人間を含む全ての哺乳類が子宮の中でこの進化の段階を再現しこの精密な内耳によって私たちは周囲で起こっている物事を常に聞き分け分析する事ができるのです。