日曜美術館「ティツィアーノ ヴェネツィア 欲望の色彩」

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この番組のまとめ

ティツィアーノの手にかかれば注文が殺到し 時に政治さえ 動かしました。 ティツィアーノに憧れオマージュをささげた画家たちは数知れず。 ティツィアーノは ヨーロッパ絵画界のカリスマ的存在です。 そして アンドロイドを作る科学者は?これって神様の部分 天使の部分若干 手抜きじゃないかって思うような。 誰よりも人を驚かせ 誰よりも人に求められた画家 ティツィアーノ。 幼い頃から画家を志し10代前半でヴェネツィアへ移り住みます。 ティツィアーノが 20代で描いた出世作です。

そういう ちょっとした人間らしさというか俗っぽい その演出って生々しさとか 想像力をかきたてるポイントなんですよね。 さあ 今回はロボット工学の石黒 浩さんそして 学芸員の小林明子さんと一緒にこのティツィアーノの魅力に迫っていきたいと思いますが。 そもそも ティツィアーノは本当に イタリアでも国民的なもう画家の一人と言ってもいいんですよね?そうですね。

そうした 描かれたものが花嫁とか結婚を想起させるものであるので描かれた この女性はそうした しょう婦をモデルに描いたかもしれないししょう館のポスターのような役割を果たしていたかもしれないという。 「フローラ」で 一躍 人気画家になったティツィアーノ。 それは 肖像画。 魔法のような筆さばきで人物の魅力を引き出す肖像画はセレブたちの間で大人気になりました。 ティツィアーノが描いた皇帝の肖像画です。 ローマ教皇 パウルス3世。 パウルス3世が放つ 半端じゃないエネルギーというのを感じるな。

「フローラ」から30年近くたってますけれどティツィアーノの技術的な変化みたいなものってあったりもしたんですか?この年老いた教皇のその顔の しわの深さとかそのしわの一本一本それから 髪の毛とか。 こうした筆あととか 絵の具の質感というのを残す絵画というのはこの時代としては大変 画期的でありましたのでこうした表現が 後々近代の絵画に つながっていく。 だからこその いろんな権力者がティツィアーノに描いてほしかったというのは分かりますね。 ティツィアーノは 限りなく人間に近いヌードを描き 期待に応えました。

その枢機卿の期待に この絶妙な加減で応えるという事がティツィアーノの腕の見せどころだったかもしれません。 イタリアでは本当に著名なもう代表的な 国民的画家だという事ですがあまり まだ私自身も ティツィアーノの作品を ここまでじっくり見るというのは 初めて。 ティツィアーノ自身が何ていうんでしょういろんな注文にも応えしたたかに生きて何か すごい人間らしいじゃないですか。