NHK高校講座 化学基礎「化学基礎から化学へ ~有機化合物〜」

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この番組のまとめ

生物の体を形づくるタンパク質や栄養になる糖類などのようにもともと自然界に存在する物質もあればプラスチックや合成繊維のように炭素原子を結合する事でうんそう。 例えば プラスチックは石油を原料として人工的に作られた有機化合物だ。 しかし 地球環境に配慮したプラスチックの製造や再生の取り組みも行われているんだ。 今井先生地球環境に配慮したプラスチックってどんなものなんですか?はい。 それはひと言で言うと地球に優しいプラスチックという事です。

グリーンプラとは自然に還るプラスチックの事で生分解性プラスチックといいます。 生分解性プラスチックは植物の光合成によってできるでんぷんを発酵させて作った乳酸などを原料にして作られたプラスチックです。 最後は水と二酸化炭素になるから自然に還るプラスチックなんですね。 また限られた資源を大切にするために廃棄ではなく原料まで分解して再利用したり便利なプラスチックを地球環境にも優しく使っていくという事が大事なんですね。 それが これ天然繊維を全く利用しない合成繊維 ナイロンです。

更にこの炭素繊維の板にはどの方向から力がかかっても耐えられるようにある工夫が施されています。 この炭素繊維によって旅客機の飛躍的な軽量化が実現されました。 これが炭素繊維でできた板です。 炭素繊維の板の方がステンレスよりもずっと軽いです。 今日はプラスチック繊維といろいろ学習してきましたがプラスチックと炭素繊維を組み合わせた炭素繊維複合材料というより強くて壊れにくい材料も開発されスポーツ用品や航空・宇宙分野にも活用されてるんですよ。