SWITCHインタビュー 達人達(たち)「三浦大輔×稲垣栄洋」

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この番組のまとめ

雑草学とは雑草が持つ特徴を明らかにしその独特の切り口はビジネスマンや経営者にもひそかな人気を博している。 多分 ず~っと通ってこられたと思うんですけどよく見るとね こういう花を咲かせてるようなあるいは こんな中に…今日は 是非 三浦さんをこの雑草の世界に紹介したいなと思ってますのでよろしくお願いします。 じゃあ 頑張ってやってるのは雑草魂ではないって事ですか。 でも 多分 三浦さんって本当の大切な事を見失わないみたいな雑草魂に結構 近い部分っていうか分かってる部分があるんじゃないかなっていうふうに思って。

雑草って 何で そういう いろんな戦略 発達させてるかっていうと…弱い植物?はい。 豊かな森って植物が生えるのにはすごく恵まれた場所なんですけどああいうとこに行くと雑草って生えてないんですよ。 じゃあ 雑草ってどこで勝負してるかっていうとほかの強い植物が生えないような場所。 あるいは ライバルが 実力を発揮できないような場所で自分は勝負する。 雑草の定義って結構 実は 難しくてですねこういう人の近いところ 道端とか畑とか 庭とかに生えて…縦に伸びたり横に伸びたりですね。

ライバルが 力を発揮できないんで…稲垣の雑草学の視点が生かされたのはこの研究によって静岡の茶草場農法は国連の機関から世界農業遺産に認定される。 そんな稲垣が 雑草の世界に人間の生き方を重ねるようになったのは東京の官庁街に勤務していた頃。 雑草を研究してますって言って「えっ 雑草って何ですか?」とか「何か 変わった研究してますね」って言うのは日本人ぐらいですね。 その 雑草学っていうのは。 あっ 雑草学… そうですよね。

で まあ アメリカで見るとセイタカアワダチソウってそんな一人勝ちしてる事はなくて確かに 根から毒のようなもの出してるんですけど周りの植物にとってはお互いさまなのでそんなもので周りのものは枯れないんですね。 ところが日本の植物っていうのはセイタカアワダチソウが出す毒っていうのを初めて経験するもの。 それは 今までほかの植物と競争してる時には経験した事がない事がセイタカアワダチソウにとっても。 結局 何が起こったかというとだんだん そのセイタカアワダチソウが勢力を弱めていきまして。

去年 ファンの涙と共に現役を退いた元横浜DeNAベイスターズの投手三浦大輔。 DeNAのキャンプ地だ。 1か月 また 地獄のキャンプを味わうのかっていう…。 そういうのって言われて やるもんなんですか?それとも 自分で課して?あのころは もうね 若かったんでトレーニングコーチから出された…そしてピッチャーが投球練習をするブルペンへ。 ひと言に投球練習といってもその方法は選手によって さまざまだ。 三浦が キャンプ中の定宿としてきた思い出深い場所だ。

その存在価値のアピールっていうのは具体的には…。 三浦大輔は3人兄弟の長男として生まれた。 甲子園出場を果たせず涙をのんだ高校時代。 しかし スカウトの目に留まり…出場機会が少なかった三浦に活躍の道が開かれたのは入団から3年目。 足を二度上げて 軸足にためを作る二段モーション。 10年以上続けてきた二段モーションは三浦大輔の紛れもない生命線だった。 三浦さん 二段モーションを修正されたという事で具体的に どういう感じで修正したのか…。 具体的ですか?ちょっと もしあれなら せっかくなので。

どうしてもスポットライト 浴びてるところでしか我々は見えないんですけどそうじゃなくて やっぱ見えない部分がすごく重要だっていう…。 そして 三浦さん ご著書を読んで印象的だったのはオールスターで 力と力の勝負だと。 速い球は投げられないからっていう事で…野球ファンの視線を一身に浴びていたのは超大物ルーキー 大谷翔平だった。 やっぱり単純な勝負をするんじゃなくてどこで勝負するかっていう事をねやっぱり 勝ち負けの世界では大事。