この「卒業子」というのは俳句では…。 そうです卒業生っていうか 子どもの事を卒業子っていう言い方をしますね俳句ではね。 独立心旺盛なのか 反抗期なのか「来ないでいい」と言われてでも お母さんはもちろん 気になって時計を見ながらああ もう始まる時間だなと3番 自由題です。 もしかしたら避難してるかもしれないし違う所で歌ってるかもしれないけどでも その子は もう 確実に被災児から卒業する時間もたったっていう…それも今年 今の時期にこの句を読むとそれが じんと来ますね。
そう でも この題材…この方が本当は続くはずの人生がこれで打ち切られたっていうそれがこの「して戦死」っていう言葉のリズムにもすごく鮮やかに表れているしその…昭和18年の学徒出陣の事も思い出されるし戦死が いかに残酷だったかっていう事も感じられますね。
講演も聴かせて頂いて とても感銘も受けたんですけれど言葉の大切さって事をとてもお話しになってて今日の兼題の「卒業」に絡めて子どもと言葉の大切さについて詩を作るワークショップをやる機会を得たりして…正木さんも 俳句で…子どもたちと自分の子ども時代と今の子ども時代アメリカでも日本でも 比較すると今の子どもたちは絶えず いろんなものが来るので。