そんな中、東北の被災地を訪ねて写真を撮影するツアーに参加し被災者になることを身近に感じた高校生たちがいる。 高校生たちが被災地・東北で撮影した写真。 去年の夏、高校生たちは2泊3日のツアーで福島、宮城、岩手の被災地を訪ねて、写真を撮りながら震災や復興について考えました。
私が住んでるところは海からすごい離れてて津波とかも、身近じゃないのでどうしても自分が被災者になるっていうのは想像ができないなっていう。 東北の被災地のツアーに参加した藤井さんと光野さん。 被災地をテレビの向こう側の世界ではなく実際に自分が体感してきた現場として友達に伝えたかったのだ。 初めに紹介したのは宮城県石巻市の大川小学校。 いっぱいさその被災地の写真、撮ったじゃん。
これから東日本大震災を知らない世代がどんどん増えていって教訓だけはなんとか手渡されてほしいということで願いが込められた、ことばを光野さんが受け取って今度は家族に手渡してというふうに命のバトンってこうやって確実につながっていきますよね。 神奈川県からツアーに参加した酒井さんなんですけども酒井さんはツアーで東北の被災地に行ったことをきっかけに学校で防災サークルを立ち上げたそうなんです。
国崎さんと街で高校生のカバンの中身をチェックしながら災害時は電車などの交通機関が機能せず、家まで歩いて帰らなきゃいけないことも…。 こちらの彼女のカバンの中身で国崎さんが注目したのは、これ。 カバンの中身でできる防災対策。 マスクが両手塞がっちゃうじゃないですかハンカチ片手で押さえたりすると。 最初から泣くの我慢してたんですけどやっぱり、被災地って今はある意味、違うパワーをすごく持ってる場所なのでみんな行ってそこで何かを見るってすごいすてきなことだしあと、改めて自分の身は自分で守らなきゃなと。