オーストラリアでは コアラやワラビーの赤ちゃんを保護し中米コスタリカでは 肺炎にかかったナマケモノの赤ちゃんが懸命に生きようとしています。 野生動物の保護は簡単ではありません。 以来 ここには独自の生態系が築かれ他の大陸には いない野生動物が数多く生息しています。 オーストラリア南部にあるケープ・オトウェイ自然保護センターでは親を失ったコアラを保護し野生に戻す活動を行っています。 野生動物の赤ちゃんを守る取り組みは中米のコスタリカでも行われています。
人間は 特にそうですがナマケモノも同じです。 ハイビスカスの花はニュービーの大好きな おやつです。 ナマケモノは植物を食べまるで チョコレートを食べてるみたい。 赤ちゃん用のジャングルジムで木に登る練習です。 親を失った動物の赤ちゃんを救うためにステラ・リードは 仕事を辞めて保護に取り組んできました。 ここに来て 最初の3日間は夜になると母親を恋しがって鳴き声を上げていました。 大人のワラビーは時速40キロ以上の速さで跳び回りますがニールは まだ立つ事もおぼつかない状態です。
飼育員のサムは 薬だけでなく愛情も 病気の治療に効果があると信じています。 ニュービーが順調に回復しているか定期的に獣医師の診察を受けます。 目標は 次の定期検診までに完全に肺炎が 治っている事です。 待っているのは飼育員のサムです。 ナマケモノは 週に1~2回しか排せつをしません。 野生のナマケモノはふだんは木の上で過ごし排せつをする時には木の根元に下ります。 ナマケモノの胃はいくつかにくびれていて食べたものがゆっくりと通過します。 2時間後 激しい雨の中で3度目の挑戦です。