♪~船の病院は 十分な医療を受けられない人々にとって最後の希望です。 今日は 私たちの国 バングラデシュの人口について勉強しましょう。 バングラデシュの人口は36年前の2倍です。 船の病院は バングラデシュのNGO団体によって運営されています。 船の病院には 専属の医療スタッフと船の技術者合わせておよそ30人がいます。 更にハティア島で フランスの形成外科チームも合流する予定です。 船の病院が3週間停泊して治療を行うというニュースはすでに島を駆け巡っていました。
ロベール・バレスピアは麻酔医でバングラデシュでの活動は8度目です。 形成外科の医師たちは手術の準備に取りかかります。 フランスの形成外科の医師たちも診察を開始しました。 最初の診察で手術するかどうかを決めます。 手術や診察を翌日に控えた患者は船の上で 夜を過ごします。 化のうしている部分に皮膚移植をするのは危険だが脇の部分だけなら…。 部分的なものですが タハミーナも手術を受けられる事になりました。 手術には電気と空調の確保が欠かせないため船の技術者も重要な役割を担っています。
早い段階で治療を受けられたため女の子は タハミーナやパルベスのような重い後遺症に苦しむ事はなさそうです。 パルベスのあとには 更に5人の子供たちの手術が控えています。 パルベスの父親は デッキで手術が終わるのを待っています。 更に 患者や家族の相談に乗ったり治療方針を説明したり術後の経過を診たり手術が無事終わると患者や家族の目に希望の輝きが戻ってきます。 フランスから リハビリ担当の医師たちが到着しました。 でも ここへ来るたびにフランスとバングラデシュとの医療格差に がく然とします。